ブライアン・ファーニホウの牢獄 [音楽]
2007年7月24日(火)
so-netのトラブルで、19日から、ログインできなくなり、
ようやく、回復する。
原因はクレジット・カードを紛失し、再発行されたら番号が変わってしまったのだ。それにともなってso-netの支払いが止まっていて、私が気がつかなかったのである。
そうするとまずメールが使えなくなり、ブログにログインできなくなり、あわてたのだが、原因を理解するのに1日をついやした。復活を交渉して、ようやく5日後に再開と言うこと。
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月曜、23日にブライアン・ファーニホウという現代音楽の作曲家の作品を集めたコンサートがあって、帰ってきたばかりです。
すばらしいコンサートでした。
■eX.4 ブライアン・ファーニホウの牢獄■
日時:7月23日(月) 19:00〜
会場:すみだトリフォニーホール・小
料金:当日3000円、前売2500円
曲目:
Mort Subite(1990)
Carceri d'Invenzione IIc[想像の牢獄](1987)
Opus Contra Naturam(2000)
Incipits(1996)
Time and Motion Study II(1973-76)
In Nomine a3(2001)
Intermedio alla ciaccona(1986)
La Chute d'Icare(1988)
演奏:木ノ脇道元(fl)、宮村和宏(ob)、菊地秀夫(cl)、神田佳子(perc)、中川賢一(pno)、有馬純寿(electronics)、
辺見康孝(vn)、竹内弦(vn)、甲斐史子(vla)、多井智紀(vc)、溝入敬三(cb)、川島素晴(cond)
ファーニホウは「新しい複雑性」の作曲家。
あまりに複雑で、演奏困難な作品ばかりなので、日本では演奏される機会はまだ少なく、これだけまとめて聞けるのは貴重な機会。
8曲聞けて、2500円(前売り)は、すごいお得でありました(笑)。
出演者だけで13名もいましたからね。
みなさんのご苦労がしのばれます。
Time and Motion Study2は、
1970年代の曲で、これは《41流》ではなくて《超1流》でした。
それに液体音楽、私の言い方で恐縮ですが、つまり近代音楽でした。
これ以外の1980年代に入った以降の曲は、
すべて《41流》の《41流》の《41流》で、
しかも気体音楽、つまり現代の音楽になっています。
こういう変化は、ファーニホウにだけ起きているのではなくて、
スペクトル楽派を追いかけても、同じような現象があります。
(こういう視点は、いわゆる昔の現代音楽と言われてきたものに対して、私が、真性の現代音楽であることを疑っているからです。)
1980年代に入ると、
時代というか、文明の構造が変化したことが、
現代音楽の質的な変化としてあるように思えます。
ともあれ、CDでしか聞けなかったファーニホウの音楽が、
ライブで見られて、スリリングで、感動しました。
みなさん、すごい演奏でした。
特に木ノ脇道元氏の変奏を見られたことは、印象深かったです。
最後の曲 La Chute d'Icareは、すごかったですね。
ほんとうに気体分子時代の音楽!
それと楽譜をはじめて見ることができて、これは興味深かったです。
絵画性が高い楽譜ですね。
図形楽譜とすら言えるもので、興味深かったです。
とにかく、すばらしい体験でした。
元気になりました。
無事トラブル解決so-net復活おめでとうございます。
by ASADA (2007-07-25 21:39)
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