『クリムゾン・キングの宮殿』 [デザイン論]
『クリムゾン・キングの宮殿』は、
1969年に発表されたキング・クリムゾンのファースト・アルバム。
プログレッシブ・ロックというジャンルを確立した記念碑的な名作。
この強烈なジャケットを描いたのは、画家のバリー・ゴッドバー。
《想像界》の眼で《41流》、真性の芸術。
《象徴界》の眼で《超1流》〜《7流》、
デザイン的エンターテイメント。
《現実界》の眼で《21流》、デザイン的エンターテイメント。
《21流》というのは、エロ写真の領域。
液体美術(近代美術)。
シニフィエの美術(脳内リアリティの作品)
ロバート・フリップ(1946年〜)の顔である。
《想像界》の眼で《1流》。
《象徴界》の眼で《1流》〜《7流》。
《現実界》の眼で《8流》。
《想像界》《象徴界》《現実界》の3界を持つ人物。
気体人間。
このアルバムは、大変にすぐれたものである事は、
私も当然のように認めるのだが、
しかし《実体的》であって、
その意味でエンターテイメントである。
だからこそ、大きく売り上げを上げたし、
そしてその芸術的な質の高さをもちながら、
エンターテイメントである事において、
表現というものの、本質の構造を見せている。
芸術とエンターテイメントは銅貨の裏表であり、
芸術性の豊かなエンターテイメントが、
いかに魅力的であるかを示した偉大なモニュメントと言える。
2008-08-30 09:58
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by 即プレイOK (2012-05-05 13:35)