SSブログ

『クリムゾン・キングの宮殿』 [デザイン論]

court-crimson-king.jpg
『クリムゾン・キングの宮殿』は、
1969年に発表されたキング・クリムゾンのファースト・アルバム
プログレッシブ・ロックというジャンルを確立した記念碑的な名作。

この強烈なジャケットを描いたのは、画家のバリー・ゴッドバー

《想像界》の眼で《41流》、真性の芸術。
《象徴界》の眼で《超1流》〜《7流》、
             デザイン的エンターテイメント。
《現実界》の眼で《21流》、デザイン的エンターテイメント。

《21流》というのは、エロ写真の領域。


液体美術(近代美術)。
シニフィエの美術(脳内リアリティの作品)

robert2revisedcrop.jpg
ロバート・フリップ(1946年〜)の顔である。
《想像界》の眼で《1流》。
《象徴界》の眼で《1流》〜《7流》。
《現実界》の眼で《8流》。

《想像界》《象徴界》《現実界》の3界を持つ人物。
気体人間。

このアルバムは、大変にすぐれたものである事は、
私も当然のように認めるのだが、
しかし《実体的》であって、
その意味でエンターテイメントである。

だからこそ、大きく売り上げを上げたし、
そしてその芸術的な質の高さをもちながら、
エンターテイメントである事において、
表現というものの、本質の構造を見せている。

芸術とエンターテイメントは銅貨の裏表であり、
芸術性の豊かなエンターテイメントが、
いかに魅力的であるかを示した偉大なモニュメントと言える。




nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 1

即プレイOK

自身のある方は「美沙」までメールください。(´-ω-)→ http://sns.b8y.in/
by 即プレイOK (2012-05-05 13:35) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。