三浦和義の自殺/《象徴界》は追跡を止めない(修正加筆6画像追加) [顔]
◆1◆It's Gonna Rain◆◆◆◆◆◆◆
三浦和義の自殺には、驚きました!
テレビを見ない私が、たまたまロスアンゼルスの移送されるところを、
《想像界》の眼で《超1流》の《真性の犯罪者》
《象徴界》の眼で《31流》の弱い人。
《現実界》の眼で《31流》の強い人。
1981年に当時の妻がロサンゼルスで何者か銃撃され死亡した事件で、
妻を守って、確か飛行機で運びましたよね?
しかし銃弾は一美の前頭葉に達しており、高度障害の植物人間になった。植物人間になったことで三浦には、保険会社3社からそれぞれ最高支払額が支払われ、総額1億5500万円になった。一美は意識が戻ることはなく11月30日に死亡した。
この頃はテレビを見ていたから、
当然見ていたのです。
これが1981年ですから、
事件そのものが1980年代的な、
象徴性を持っていたのです。
つまりこの時期から、人間の《象徴界》が弱くなった文化風土が登場して来ています。その象徴的な事件であったのです。
それは1975年のアメリカのヴェトナム戦争での敗北によって、18世紀からの理性的な人間というヒューマニズムが崩壊し、フーコーが予言した様に、「人間の死」が社会的一般性を持ったのです。この「人間の死」と言う意味での《人間》と言うのは、ヨーロッパ的な理想の理性的な人間と言う意味です。《理想の理性的な人間》が死んで、邪悪な悪魔としての人間が跋扈する時代になります。
ヴェトナムで敗戦したアメリカでは、子供がさらわれる事件が頻発し、年間1000件を超える様になります。地下鉄も治安が悪化し、地下鉄の中でレイプ事件が起きて、乗客が見て見ぬ振りをするというひどい状態になって、列車に警官を乗せないと、走れなくなって行く。ホラー小説が台頭し、映画もやたらにおどろおどろしいものが増え、そして幽霊がハリウッド映画に登場してくるようになり、迷信が台頭するのです。
日本の1975年以降の状況をアメリカの様に明確には語り得ないのですが、それはヴェトナム戦争の敗北の主体国ではなかったからです。しかし、三浦和義個人の問題があるにしても、1947年生まれという三浦和義の全共闘世代という性格は、実は、何らかの問題性を持っていたのです。1970年安保闘争が終わって、つまり全共闘世代の、何らかの共通性として《象徴界》の劣化や衰弱が見られたのです。いや、そもそも1970年安保闘争そのものの根底に、野蛮への回帰の衝動が潜在し、悪への傾斜があったのではないのか?その象徴的な存在として、三浦和義とその犯罪があった可能性は、無いのだろうか? と考えたいのです。それほどに、1980年代からのモラルの退廃と、《象徴界》の衰弱化は顕著になるからです。
1980年代の悪魔主義の台頭に、危機を持つ小説家が何人か登場しますが、その一人が平井和正でした。
平井和正という、ライトノベルの元祖となる小説家は、桑田次郎の『8マン』や、石ノ森章太郎の『幻魔大戦』などの、漫画原作者でありました、そしてまた、『週刊少年マガジン』掲載の池上遼一版『スパイダーマン』には、後半からストーリー・ライターとして加わり、本家の米国版とは異なる展開を見せたのです。私はこれらを読んでいましたが、実にすばらしい展開でした。スパイダーマンが苦悩してくのです。そこで展開される悪との戦いは、次第に真剣なものになって行きます。「人類ダメ小説」と自称する、「人類の暗黒面」を強調するアクションSFを、多数発表するようになります。
1970年代から1980年代前半にかけて、『ウルフガイ』シリーズ、『アダルト・ウルフガイ』シリーズ、『幻魔大戦』シリーズなどのヒットシリーズを連発し、悪との前の戦いは宇宙戦争の規模に拡大して行きます。私は『ウルフガイ』シリーズの熱狂的な読書の一人でありました。『幻魔大戦』は1983年(昭和58年)に角川春樹制作、りんたろう監督、大友克洋キャラクター・デザインで劇場アニメ化される。その「ハルマゲドンを闘う戦士たち」というテーマが、日渡早紀の漫画作品『ぼくの地球を守って』などに影響を与えていきますが、こうして悪と戦う《象徴界》は、空想の世界の中で、邪悪なものと戦い続けていたのです
そして1991年のインターネットの登場(WWWの登場)によって、パンドラの箱は開いて、鬼畜系のおぞましい世界が、地上に出現します。悪魔主義の時代になったのです。
そうした悪の跳梁が、現在の世界大恐慌の時期に一致して、三浦和義の自殺という形でであれ、司法に追求された形で決着したのです。日本の裁判で無罪になりながらも、《象徴界》は遅れながらも、執拗に追求し続けて、「天網恢恢疎にして漏らさず」という諺の通りに、天の網は広く、その目は粗いようですが、悪人を漏らすことなく捕える。すなわち、天道は厳正で、悪事をなしたものは早晩必ず天罰を受ける、ということを証明して見せたのです。つまり《象徴界》の存在を世に知らしめた効果は、極めて大きいのです。楽天すぎる能天気な感想ではありますが、現在の世界経済危機と重なっている事で増幅してイメージするわけで「雨が降って来た」のです。
つまりノアの箱船の物語の様な、世界が水に沈む大洪水の時代の到来です。つまりノアの箱船が必要なのです。ちなみに思い出すのは、ミニマルミュージックのスティーブ・ライヒの処女作である『イッツ・ゴナ・レイン』It's Gonna Rain (1965)です。これはイスラエルの裸足の予言者が、大洪水の雨の到来を告げ、ノアの箱船を予言する言葉を反復した実験的なミニマルミュージックです。
驚いて読みました。この日は、東京では珍しい大雪の日でありました。
さて、この事件は複雑怪奇なもので、迷路の様相をしていて、
すでに多くの本が書かれ、ネット上でも詳細な事実経過を読むことが出来ます。
《象徴界》の眼で《31流》から《1流》までの重層的な人格。
《現実界》の眼で《31流》。
気体人間。
《ローアート》的人間。《気晴らしアート》的な人間。
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水の江 瀧子(1915年〜 )は、日本の女優、映画プロデューサーです。本名は三浦ウメでした。が、1985年に甥(実兄の子)三浦和義がロス疑惑で世間に騒がれたのを機に1989年芸能界を引退し、本名を水の江滝子に改名しています。そして1993年に、水の江瀧子は、生前葬を行っています。現在は、隠居的な生活を送っていると報じられています。 1928年、東京松竹楽劇部(のちの松竹少女歌劇団)に第1期生として入団。それまでの日本にはなかった断髪に男装姿が人気になり「男装の麗人」の異名をとった役者です。国民的な人気を得て1930年代の一世を風靡したのです。1955年から1970年にかけて日活の映画プロデューサーとなり、76本の映画を企画、制作。石原裕次郎らのスターを育てています。人格が、《現実界》しかないという傾向が、プロデューサに向いていたと、私は思います。
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三浦和義の父は会社員、母は料亭の娘。幼い時期を北海道で過ごしたのち千葉県市川市で育っています。戸籍上は水の江瀧子の実兄の子供(甥)ですが、三浦和義が、しかし水の江瀧子の実の子供であったとすれば、出産後、水の江瀧子は、戸籍上は実兄の息子として、三浦和義を入籍したと考えられます。水の江瀧子が大スターで、当時の大スターが、大衆の夢を具現していた事から結婚が出来なかった故の処置であったとは、普通の推理で考えられる事情です。
小学生当時、三浦和義が水の江の家へ遊びに行くと、俳優たちから多額のお年玉を貰い、その額が30万~40万円に達していたといいいます。俳優たちの間では、水の江瀧子の子供が三浦和義であると知っていたのでしょう。敗戦直後ですから、芸能記者もいなくて、一般には知られなくても、水の江瀧子が妊娠していれば、大きなお腹で歩いていれば、関係者には知れ渡ります。このことについて三浦和義自身は多額のお年玉に関して「嬉しかったけど、大人を見くびることにはなったよね。どうしても歪むだろうね」と語っているそうです。
水の江瀧子から、三浦和義は俳優になることを勧められ、水の江瀧子のプロデュースする映画で、石原裕次郎の少年時代を演じる子役として出演したことがあるそうです。子役時代、撮影所のスチール担当者から「水の江さんの子供なんだから、やっぱり大きくなったら役者になるんだろう」と話しかけられたことがあり、三浦自身もこの実子説を信じていた時期があったそうですが、1985年には「水の江滝子の実子説というのはなんの根拠もありませんよ」とはっきり否定するようになったということです。
三浦和義の顔に《41流》性があることと、水の江瀧子の顔にも《41流》性があることから、私自身は、実の子供であったろうと、勝手に無責任にですが、そう推察します。医学的には、血液をとってDNA判定をしてみれば良いのではないでしょう。
はじめまして。最近こちらのブログを知り、興味深く読ませていただいています。
金融危機の報道より、むしろ三浦和義の自殺に対する即時的な反応の多いことに、私はまず驚いたのですが。
mixi日記などを見ると「驚いた」「ショックだ」「もっとずぶとく生き残っていく人だと思ったのに・・」等の感想を書いている人がやたらと多いようです。
三浦和義のようないなおった顔をして(自分たちも)生きていけるのかと思っていたのに、ロス市警は「いいよいいよ」と見逃してはくれなかった。20年以上経っても遠くから厳しい目で見ている恐いおじさんだった!、という潜在的にはそのような驚きなのでしょうか。
by GOGOカトーリン (2008-10-13 16:57)
三浦は獄中でも、名誉毀損の裁判を展開し、凄い量の勝利を収めています。ですので、その戦う姿勢の鮮烈さが印象的で、自殺をイメージしていなかったのです。
しかし、三浦は《自己愛》性人格障害的傾向がある様に見えるので、《自己愛》の結果として自殺だったのでしょう。
負けるのが、嫌だったのではないでしょうか。
by ヒコ (2008-10-14 09:25)
東山倶楽部事件真犯人の中西孝子・緒方慎弥はペテン師の結束を強める為に頻繁に五反田ラブホに通った。得意技は…フェラ・電動コケシ・69。東山倶楽部 恐るべし!!
by ルパン69世 (2010-10-21 08:25)
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by エンデリ庵 (2011-04-26 15:15)
ヤクザ緒方慎弥が千葉県警に勾留されています。被害者は千葉県警に被害届を出しましょう~東山倶楽部事件被害者にチャンス到来!
by ヤクザ緒方慎弥 (2011-08-01 20:29)
東山倶楽部事件真犯人の緒方慎弥は千葉県警に勾留されています。東山倶楽部事件被害者は千葉県警に被害届を出しましょう~
by junchan (2011-08-11 19:20)
ヤクザ緒方慎弥が逮捕されました。詳細は‥【緒方慎弥】【中西孝子】【伊藤敦彦】【須郷鉄矢】【東山倶楽部事件】を検索してください。
by 高円寺文左衛門 (2011-09-01 06:07)
蘭○[キノコ]愛咲莉央は深田昭弘を客にしている。深田昭弘も借金があるのに酒を呑んでいる。阿呆!?先ずは借金を返済するべし!!by深田忠昭
by ケンセイフカタ (2011-09-05 08:19)