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山岸信郎氏の逝去 [アート論]

田村画廊、真木画廊のご主人だった山岸信郎氏が亡くなられた。

田村画廊は、神田にあって1970年前後の、
もの派の拠点画廊という印象が、私には強かった。
床がコンクリートの打ちっぱなしで、
何でも、どうでもできたところが、
もの派には良かったと言えるのではなかったろうか。

私が初めて田村画廊にいったのは、1971年だったのだろうか。
最初のその体験は覚えていて、
画廊いっぱいに新聞紙を積み上げていた作品
だった。誰の作品かは覚えていない。
印象深い作品は、画廊の床を掘った作品で、
清水誠一氏のと、高山登氏がやっている。

私も1973年にフロアイベントmeetアフェクとグリーンという作品を
柴田雅子氏とやっていて、
画廊にラッテックスを流して、外まで溢れ出て歩道を流れて、
パトカーが来る騒ぎになった。

あと、新田村画廊の時に、
ウッドペインティングの57577の作品をやっている。

故・山岸信郎氏は、なかなか個性の強い方であった。
貸し画廊ではあったが、1970年代の一つの時代をになった、
重要な画廊を経営した人物であった。

謹んで、謹んでご冥福をお祈り致します。



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