プラブハカランの顔(改稿1) [顔/政治家]
スリランカ政府軍、反政府武装勢力の政治拠点の奪回を発表
コロンボ(CNN) スリランカの少数派タミル人の反政府武装勢力「タミル・イーラム解放の虎(LTTE)」の掃討作戦を続ける同国軍当局者は2日、LTTEの政治拠点がある北部のキリノッチ町を奪還したと述べた。LTTE側はこれを確認していない。
事実なら、政府軍が同町を奪回したのは約10年ぶり。2方面から町へ進軍、制圧したとの情報がある。軍はLTTEとの戦闘で、町周辺の拠点を次々と制圧し、包囲網を縮めていた。
LTTEにとって同町の喪失は戦略的に大きな打撃で、兵たん部門などを北東部の沿岸地域へ既に移動させたとの情報もある。北東部の分離独立を目指すLTTEは、キリノッチに政治部門や軍事部門の本部、警察、法廷や徴税関連の中心機能を置いていた。
軍進攻に劣勢を強いられていたLTTE幹部は先に、支配地を失ってもゲリラ勢力として武装闘争を続行すると宣言していた。
キリノッチ周辺拠点をめぐる攻防では激戦があり、多数の死傷者が出ている模様。
スリランカ政府は過去数カ月間、北東部の制圧を目指し、攻勢を掛けている。LTTEと政府との停戦合意は昨年1月に破棄され、政府はLTTE根絶を宣言した。LTTEは爆弾テロなどで応酬している。
LTTEは1983年ごろから武装闘争を激化させている。戦闘での犠牲者はこれまで6万5000人以上とされる。
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この「タミル・イーラム解放のトラ」と、
スリランカの紛争は、
きわめて、むずかしい展開を遂げて来ているものです。
簡単には、判断が出来ないと言わざるを得ません。
そこで、《言語判定法》による人相判断という、
このブログの手法で、一つの解釈を試みたいと思います。
眼が強い青年ですが、
1972年、18歳のヴェルピライ・プラブハカランは、
新しいタミールの虎(Tamil New Tiger、TNT)を設立します。
そして。1975年に、ジャフナ市長を暗殺したのです。
1975年5月5日、TNTを母体に、
タミル・イーラム解放のトラが設立されます。
プラブハカランが、議長及び軍司令官に指名されたのです。
タミル・イーラム解放のトラの設立の背景には、
多民族国家スリランカに於ける、人種差別が横たわっていました。
さらにその背後には、植民地時代の影があり、
さらには、隣国インドとの関係もあるという、
極めて複雑なものであったのです。
ヴェルピライ・プラブハカランの顔です。
《想像界》の眼で、《超1流》の軍事指導者
《象徴界》の眼で、《41流》の軍事指導者
《現実界》の眼で、《超1流》の軍事指導者
《想像界》《象徴界》《現実界》の3界をもつ重層的な指導者
気体/液体/固体/絶対零度の4様態をもつ多層的な指導者
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《超1流》のすぐれた指導者であると判断します。
しかし、
《象徴界》というモラルの領域で、《41流》であるという人物を
初めて見ましたが、危険と感じざるを得ないのです。
《41流》、あるいは第41次元というのは、
根源的な暴力領域です。
それは、極めて危険で、
ましてや《象徴界》に《41流》があると、
モラルの低下や無視を招きます。
プラブハカランの評判と言うのは、
支持者からは、シンハラ人の迫害からの解放者と呼ばれているそうです。
LTTEのビラ、出版物及びインターネット・サイトは、
彼を讃える祝辞や歌に満ちているそうです。
大胆、かつ無慈悲なゲリラ指導者の評判を得ていて、
彼の指導の下、LTTEは、規律正しく、
高度に組織されたゲリラ戦力となったと言われます。
YouTubeで画像が見えますので、
「タミル・イーラム解放のトラ」で検索をかけて下さい。
反対の側からは、人命の価値を無視する獣と呼ばれています。
未成年者を少年兵として利用していると、
ユニセフや、
「国連安全保障理事会の子どもおよび武力紛争に関する作業部会」から
非難されているのです。
LTTEの戦闘員は、
タミル人の農村から未成年者を強制的に徴兵していると言われます。
子供を戦争に送りたくない親達は、政府軍の支配地に逃れているが、
それでもLTTEの戦闘員はどこからともなく現れ、
子供を連れ去っているというのです。
以下を読んで下さい。
出典;http://www.hrw.org/en/news/2008/12/15-4
(ニューヨーク、2008年12月15日)-スリランカの分離独立派タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)が、北部の本拠地ワンニに住むタミル人に、強制徴兵や過酷な強制労働、同地からの移動制限などを課して民間人の生命を危険にさらしている、とヒューマン・ライツ・ウォッチは本日公表した報告書で述べた。 17ページの報告書「閉じ込められ、虐待される民間人たち:ワンニでのLTTEによる虐待」は、LTTEが支配地域に住むタミル人に残虐な人権侵害を行っている実態を詳細にまとめている。タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)は、タミル人国家の独立を求めて25年に渡り戦い続けている反政府武装組織である。 「LTTEはタミル人のために戦っていると主張するが、実は、ワンニの民間人の苦しみの多くの原因はLTTE自身にある」と、ヒューマン・ライツ・ウォッチのアジア局長ブラッド・アダムスは述べた。「LTTEは、タミル人のために戦いだと言っておきながら、政府軍の前進で支配地域を失う中、肝心のその人々への虐待を悪化させている。」 【続きは下をクリックして下さい】強制徴兵と移動制限が人びとの生命を危険にさらす
政府軍攻勢が続く中、LTTEは、支配地域に住む民間人に対する圧力を増してきた。LTTEは自分たちの支配地域から民間人が逃げ出さぬよう強制的な通行管理を長く行なってきたが、現在では、医療の緊急事態を除き、人々がワンニの外に出る事を完全に禁止。避難民たちが政府支配地域に避難することを禁止するこのLTTEの政策のため、避難民たちは、必要不可欠な人道援助にアクセスすることが非常に困難になっている。2008年3月以降、わずかに約1000名しか本紛争地域からの避難に成功していない。
「基本的人権たる移動の自由を認めず、数十万という人々をLTTEは危険な戦争地域に閉じ込めている。」と、アダムスは述べた。
LTTEは長いこと兵士の強制徴集を行なってきた。最近、子どもを含む若い男女のLTTE軍への強制徴集が激増。LTTEは、支配地域で長く続けてきた「1家族1名」の強制徴集政策を、最近さらに過酷に変更。現在では、時に、1家族につき2名、場合によってはそれ以上の家族の入隊を強制している。
「LTTEの強権的支配の下に閉じ込められた一般のタミル人たちは、兵隊として強制徴集され、前線近くで危険な仕事をさせられている」とアダムスは述べた。
国際的な圧力の高まりなどにより子ども兵士の徴兵は減少していたが、最近の情報によると、LTTEがワンニでの子ども兵士の徴兵を再び強化している。LTTE幹部は、学校に通う14歳から18歳の子どもたちにLTTE軍への入隊を強く要求してきた。LTTEは、多くの場合、17歳の子どもを軍事訓練に送る。子ども兵士を徴集している事実が人権保護団体に報告されてしまう前に、その若者が18歳になり、子ども兵士とは見なされなくなるのを明らかに計算に入れているのである。
「昨年、LTTEは1990年生まれの子どもを徴兵した。今は、1991年生まれの子どもを徴兵している。」と、ワンニからの人道援助機関のある職員はヒューマン・ライツ・ウォッチに述べた。「LTTEは一家の身分証明書を見て、その年齢の若者を徴兵する。軍に参加させたい年齢の子どもたちが逃げてしまった場合には、その少年少女が入隊するまで、もっと幼い子どもや父親を徴兵する。」
過去25年間、LTTEは膨大な数の民間人を殺害し、スリランカ内外で政治的暗殺を実行し、自爆攻撃を行なってきた。少数民族タミル人コミュニティー内でLTTEに政治的に反対する勢力のほとんどを組織的に抹殺し、多くのジャーナリストやライバル組織のメンバーの殺害を実行。LTTEは支配地域で恐怖政治を行い、表現・結社・集会・移動の自由といった基本的人権を否定してきている。
本報告書「閉じ込められ、虐待される民間人たち」の中で、ヒューマン・ライツ・ウォッチはLTTEに以下を求めている。
● LTTE支配地域から移動する民間人に対する妨害をやめ、安全を求めて政府の支配地域に移る権利も含め民間人の移動の自由を尊重すること。
● LTTE軍入隊のための強制徴集を止め、拉致による徴集及び強制的徴集をすべてやめること。
● 18歳未満の子どもの徴集を全てやめ、軍事作戦で子どもを使用するのを止め、軍にいる全ての18歳未満の兵士及び徴集時には子どもで現在は18歳以上となった兵士をすべて解放すること。
● LTTEが「ボランティア」であると称する労働も含めて、人権を侵害する内容の強制労働や無給の強制労働をすべてやめ、全ての家庭にLTTEへの労働力を提供するように要求するのを止め、対する塹壕掘りやえんぺい壕作りなど軍事行動に直接関係する労働を民間人に強制することを止めること。
● 人道援助機関と国連機関に対するLTTE支配地域への安全かつ妨害なしのアクセスを認めること、そして、人道援助要員若しくは国連スタッフとして働くワンニの住民を含む人道援助機関及び国連の全要員の安全を保障すること。
以上の非難の真偽を、私は判断は出来ませんが、
しかしプラブハカランの顔に見える
《象徴界》の第41次元性は、
戦争犯罪的危険性を示唆しています。
軍事行動に、子供を動員する事は、
私は容認しません。
1969年の日本赤軍の場合にも、
高校生を動員していて、そのやり口を
私は非難していますが、
このような行動は批判されるべきものです。
日本の神風特攻隊の志願兵の募集も、
小学生からの募集をしていて、許しがたい犯罪性を示しています。
その募集に応募したのが、美術家では吉村益信氏であり、
池田竜雄氏でありました。
彼らは、その神風特攻隊の生き残りなのです。
私は、2人にはインタビューをしに行っています。
戦闘そのものは、人類史の中で不可避性を示している事実ですが、
しかし、その戦闘には、モラルが必要なのです。
18歳未満の子供を軍事行動に組み込む事は、
行うべきではありません。
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