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安藤忠雄の竜王駅と渋谷駅 [建築]

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JR竜王駅で完成竣工式 

          

                            安藤忠雄氏が設計 山梨

2008.3.24 02:24

 世界的な建築家、安藤忠雄氏が設計したJR竜王駅(山梨県甲斐市)の新駅舎が完成し、23日、竣工記念式典が開かれた。

 完成したのは平成18年に着工した鉄骨2階建ての駅舎と、南北の駅前広場を結ぶ長さ約120メートルの自由通路。ガラス張りの外観で、富士山や南アルプス、八ヶ岳などを眺望できるのが特徴。式典で安藤氏は「市民と行政が一体となって、これから駅を育てていくことを期待しています」とあいさつ。藤巻義麿市長は「市の拠点、発展の核となるよう周辺整備を進めていきたい」と語った。南北の駅前広場は23年度に完成予定。

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安藤忠雄の竜王駅を見て来ました。

昔は、小さな駅だったそうです。

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私は、実は、安藤忠雄の建築は、結構な数は見ています。

先日も、

五十嵐太郎さんに案内していただいて東京地下鉄副都心線渋谷駅

(愛称「地宙船」)(東京都渋谷区)を見に行って来ています。

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さて、渋谷駅は、あまり面白くありません。

3層構造の駅は「地中の宇宙船=地宙船」も、凡庸なアイディアで

しかも、制約が大きくて、実質は貧しいものです。

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《想像界》の眼で《第8次元》のデザイン的エンターテイメント
《象徴界》の眼で《超次元》のデザイン的エンターテイメント
《現実界》の眼で《超次元》のデザイン的エンターテイメント

《想像界》の建築、気体建築。

《気晴らし建築》《ローアート建築》
シニフィエ(記号内容)の建築。
《原始建築》【B級建築】

それに対して、竜王駅は、良かったです。

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《想像界》の眼で《第8次元》の《真性の芸術建築》
《象徴界》の眼で《超次元》の《真性の芸術建築》
《現実界》の眼で《超次元》の《真性の芸術建築》

《現実界》の建築、気体建築。

《シリアス建築》《ハイアート建築》
シニフィアン(記号表現)の建築。
《透視建築》【A級建築】

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
竜王駅は、何よりも、安藤さんのコンクリートが無い事が、素晴らしい!
とにかく《超1流》のものを、つくる力量の安定性は、素晴らしい!
ただ、《想像界》が《第8次元》で、
これは現代美術が繰り返しして来た手法で、少し気になりました。
線路とか、電車の格が《11流》というか、《第11次元》なのですが、
それと《第8次元》が、相性が悪いのです。

《第11次元》というのは、交通領域ですが、この美しさを取り込んで、
欲しかったと思いました。
つまり《第8次元》ではなくて、《第11次元》でつくって、
《超次元》と組み合わせて欲しかったのです。











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コメント 2

symplexus

竜王駅に比べて東京地下鉄副都心線渋谷駅は
 おなじ設計家の手になるとは思えないような俗な出来です.
何故こんなことが起こるのか!

竜王駅への僕自身のちょっとした違和感は
 そこを日常的に使うものの視点かなと思っていました.
  利便性とは違うので考えこんでいたのですが,
 8次元ということで納得できたような気がします.
by symplexus (2009-02-11 14:31) 

ヒコ

《第11次元》でつくることは、安藤さんには考えつかないでしょうが、しかし、線路や車両との相性の悪さは、自覚して欲しかったですね。
by ヒコ (2009-02-12 01:21) 

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