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アートフェア東京2009/彦坂尚嘉の展示 [自作紹介]

アートフェア東京2009での、
彦坂尚嘉の搬入の様子を、糸崎公朗さんが撮影してくれていました。
感謝です。

以下ご報告を少しします。

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一日前の4月1日にトラックに積み込んで、
ホテルで一泊して、
2日の朝8時から並んで、10時になんとか搬入です。
手伝ってくれたのは、写真右から伊東直昭さん、白濱雅也さん、
他に武田友孝さん、佐々木薫さん、山口麻衣さん。

お金も、労力も、まあ、馬鹿にならない大変さです。

ブースの出店料金が、前の倍になっていて、約80万円です。
でうから、何やかや100万円を超えるお金が飛びます。
出店料はギャラリーARTEさんが持ってくれていますが、
自分の作品の搬入搬出の費用は、私持ちです。
そのほとんどは、赤字ですから、
勉強賃ということになります。

前に、四国のこんぴらアートへ、自分でトラックを運転していって、
かかった交通費が、約25万円でした。
これも、もちろん赤字です。

作家をやって行く事の、不可能性というのは、
金銭的にまず、ぶつかる問題なのです。
こんなことをやらなくても良いのではないか?
というご批判も分かりますが、
こういう変動期に、きちんと現実を見るためには、
足で、動かないと、見えないのです。


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右の後ろ姿が、山口麻衣さん。
左は、糸崎公朗さんか?
あるいは今回ARTEを手伝ってくれている池田さんか?

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左の女性が、ギャラリーARTEの梅谷幾代さん。
汚い後ろ姿が彦坂尚嘉。

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左側が糸崎公朗さんのフォトモと、奥の丸い写真が昆虫を接写したもの。
両方とも、超密着の視覚で、糸崎公朗さんのやさしさに満ちた眼差しが、
すばらしいです。


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手前の大きな作品が、彦坂尚嘉の皇居美術館建築模型彫刻。
右の赤いのが、横山玄太郎さんに本物のトマトと茄子から、
直取りで作ってもらった陶器をくっつけた作品。

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壁面の後ろが、今回のARTEの3人目のアーティストである、
吉峯和美「インテリア」という油彩絵画。
彼女の作品が、一番良く売れていて、今回のARTEを支えています。
吉峯和美さんの絵画は、3界とも《第8次元》ですが、
すべて《真性の芸術》です。
前に吉祥寺の焼き鳥屋のカッパについて書きましたが、
ちょうど同じ構造の《第8次元》の芸術世界です。
こんぴらアートでは、五十嵐太郎さん、そして村田真さんも
評価していた画家です。
《第8次元》の絵画の強さを、改めて、この売れ方で、
思い知らされました。

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この小さな皇居彫刻は、楠を切り出す所から、
一気に作った作品。
皇居の敷地の堀の部分は、糸鋸で切るのが、手間でした。
私の老眼では無理なので、佐々木薫さんの根気仕事に
助けていただきました。
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昨日は、昼に立教大学に行って、
入学式後の、大学院のガイダンスに出席しましたが、
さすがに細かい。
大学運営の現実は、たいへんですね。
こちらは特任教授ですので、そういうことは関係がないですが、
私の妻は、早稲田大学で教えていますが、
まあ、会議の連続で、とても大変です。
大学運営に関わる大学教授になると、
作品が良く無くなるというのは、実感できました。

さて、ライブドローイングの写真は、
斉藤ちさとさんが撮影してくれたので、
もう一つのブログでご紹介します。

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