ハノイロックス

1981年の北欧ヘルシンキから出現したハノイロックスは、
やはり新しい時代を象徴する《第４１次元》のロックを、
切り開いたバンドでした。

コメント 2

僕は中学の時に聴いていましたが、日本のビジュアル系で支持する人が多くて聴くのをやめました。
リアルタイムでどういう状況で出てきたのかわかりませんが、やけにポップで、ロックのマーケットを意識したようなバンドだというイメージでした。
モトリークルーとかのLAメタルに繋がるのだと思いますが。やはり好きになれないジャンルです。
バッドレリジョンはメロコア的な音楽の始祖でありその系統では、未だに最高のバンドではないでしょうか？ヤバイです。いつか歌詞を理解したいです。
by 佐藤大輔 (2009-04-05 09:35) 

佐藤大輔 様
コメントありがとうございます。私はリアルタイムにはハノイロックスは知りませんでした。《第４１次元》の音楽を探していて、見つけて、若い友人であったASADA とか、何人かがリアルタイムで聞いていました。
ハノイロックスというバンド名もそうですが、ベトナム戦争でのアメリカの敗北を象徴するバンド名です。バンド名は重要で、ポリスとか、ニューオーダーとか、バンド名の段階で問題があります。
ビジュアル系を否定的に見る気持ちや、商業主義を否定的に見る気持ちは分かりますが、商業主義で一番悪質なバンドは《第６次元》のバンドです。後、いわゆる産業ロックと言われた領域は《第１次元》です。
　その意味で《第４１次元》の《真性の芸術》性をもっているハノイロックスは、再結成したとは言え短命バンドでありながら、評価が残る高さがあります。
　それとルックスや動きとはちがって、音楽的には《シリアス音楽》で、《ハイアート》なのです。
　ずいぶんと良いバンドであると思います。
　シニフィエ（記号内容）化したろっくであることも、新しさの起因であると思います。
by ヒコ (2009-04-05 10:14)