SSブログ

北野誠の顔(加筆緑文字/『週刊新潮』の記事を最後に加筆3) [顔]


『週刊新潮』の記事を読んで、最後に加筆しています。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
北野誠は、何者であったのか?
北野誠は、村上隆であった!
北野誠は、マッカシーであった!
というとんでもない話を、書いています。
あくまでも、時代をとらえるための比喩ですが、
中程と、最後に、緑の文字で、加筆しました。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

北野誠の怪異体験の強調は、
彼個人の性格や、お父さんの自殺と言う不幸な体験に根ざしている
にしても、同時に、1975年以降の、近代の終焉と
深く関係しているのです。

hedder.jpg
inamako.jpg


おまえら行くな。 北野誠怪異体験集

ルナティック・ウォーカーシリーズ 

31733991.JPG

北野誠は、怪談と同時、投資の本を書いています。
怪談と投資の組み合わせも奇妙ですが、
ポストモダンな事象としてみれば、
つじつまは、合っているのです。

そして、この投資やマネーゲームの風潮の破綻と、
北野誠の破綻は、間接的にですが、連動していると考えられます。

main.jpg
7627378.jpg


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

タレント・北野誠(50)が司会を務める大阪・ABCラジオの
人気番組「誠のサイキック青年団」が16日未明の放送で突然、
打ち切りとなって話題になっています。

1988年4月にスタートし、21年間も続いた番組が、
突然の終了になったのですが、その終わり方が尋常ではないので、
ファンの間に波紋が広がっているというのです。

しかし、21年間連続して、このラジオ放送が続いた事自体に、
驚きがあります。

誠のサイキック青年団』は、
朝日放送運営のABCラジオで毎週日曜深夜に放送されていたラジオ番組で、
関西での放送ですが、それ以外でも聞いていたようです。
1988年4月3日放送開始。最終放送日は2009年3月8日

1988年という開始の年を見ると、1986年がバブルが始まりますし、
グローバリゼーションが始まりますから、
2009年まで続いたこの期間というのは、実は、
分かりやすく言えば、村上隆の時代だったのです。
村上隆の最初の個展は1989年です。
その前に、大学院の展覧会で、小山登美夫が椹木野衣と見に行っていて、
村上隆に注目するというのがありますから、
たぶん、完全に重なっています。

何を言おうとしているかと言うと、
村上隆の時代とも言えるこの1986年以降から、
現在というのは、
精神的にも、有る独特な時代であったのです。
このことを、北野誠という形で、とりあえず象徴化できて、
このラジオ番組が終わるということが、
その時代、つまり村上隆的な時代の終焉として把握できる可能性が、
あります。

16日午前1時に始まった放送では、

冒頭から「リスナーの方々からのお便りを調べた結果、

(番組中に)大きな誤解を与える表現をしていたことが明らかになった」

などと同局アナウンサーによる“おわびの言葉”が10分間隔で

同2時45分の終了時間まで繰り返され、

その間ずっと音楽が流れるのみ。

番組のファンが集うネット掲示板には、最後の放送を聞いたファンが

「ソ連の要人が死んだ日のモスクワ放送のようだった」と

不気味な様子をつづっていたというのです。

 ABCによると、打ち切りが決定したのは11日の夜。

8日の放送が前倒しで最終回となる異例の事態となったというのです。

同番組のホームページでも「この点について、

話題で取り上げた関係者の皆さまに、ご迷惑をおかけしたことを

おわびいたします」と掲載した。だが、詳細については「お答え

できません」と回答を避けたというのです。

かなりの状態です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

北野誠は、以前にもいくつか問題を起こしていますが、

山本リンダへの暴言事件も、かなりのものです。

 

1993年、ラジオ番組「誠のサイキック青年団」で、山本リンダのヘアヌード写真集について、「溶けたアイスクリーム」「整形手術をしまくっている人造人間の写真集なんか買うな!」と猛烈にこき下ろしたことに山本が激怒。名誉毀損として一億円の損害賠償を請求され、同番組のパーソナリティーの竹内義和と共に、マスコミ公開の中で謝罪会見をした。(出典/Wikipedia


 その問題発言は、1993年5月24日に放送された朝日放送『MAKOTOのサイキック青年団』内で起きた。北野が前日に発売された山本リンダのヌード写真集に触れ、「(リンダが)100カ所以上を整形しているのは有名。あんなの(写真集)見たくもない。買うたらあかん」と発言したのだ。
 この発言をリンダの事務所が問題視し、北野側に謝罪を求めた。北野は謝罪したものの、誠意がないと受け入れられず、北野は再び自身の番組などで謝罪した。北野は最終的にリンダ出席のもと、謝罪会見を行い、問題は解決されたが、その賠償として朝日放送は半年間のレギュラー放送をリンダに与えたという。(出典/http://news.ameba.jp/weblog/2008/02/11137.html) 


この山本リンダに対する罵詈雑言というのは、

批評の範囲ではありません。

批評というのは、名誉毀損になるものがあるのですが、

それでも批評が言論の自由として容認されるのは、

あくまでも社会的な公益性があると判断される範囲なのです。

ですから、社会的な公益性を欠いた罵詈雑言は、

批評ではないのです。


整形美容の善し悪しに対する意見はいろいろあると思いますが、

美容整形が非合法ではない以上、

それをあからさまに批判する事が可能だとは、

私には思えません。

ですからこの私のブログでは、直接的な言明は避けています。


山本リンダの本を「買うたらあかん」という事を言うのも、

無理というもので、

これも批評の範囲では無いと思います。

ですから、謝罪するしか無かったのは当然ですが、

北野誠の言論活動の面白さというのが、多分に2チャンネル的な

こういう事件に象徴されるような性格を持ち続けていた事と、

今回のラジオ番組の異様な中止とはつながっているのです。


「山本リンダ ヌード写真集」で画像検索をして、

そのヌード写真を見てみましたが、このブログでは

載せられないものでした。

猥褻だからです。

このブログは、基本としては猥褻画像は載せません。

猥褻の自由の追求を全面否定はしませんが、

猥褻の抑圧は、人間の文化の基本だからです。


猥褻を抑圧しない限り、

人間の高度な文化は成立しないのです。

私見を申しあげれば、荒木経惟のSM写真は猥褻なものであり、

ロバート・メイプルソープのハードコアSM写真は、

芸術的であって、芸術論的には猥褻ではありません。


さて、北野誠の顔を見てみましょう。

0c776817.JPG

200808200009_b.jpg

M93-1062.jpg

《想像界》の眼で《第21次元》《真性の人格》
《象徴界》の眼で《第21次元》《真性の人格》
《現実界》の眼で《第21次元》《真性の人格》

《現実界》の人格
気体人間
《シリアス人間》《ハイアート的人間》

シニフィアン(記号表現)的人間。
『真実の人』

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

彦坂尚嘉の《言語判定法》で見る限り、
すぐれた人だと思いますが、
一つは《第21次元》であることの、問題です。

《第21次元》というのは、《第2次元》という技術領域の
倒錯した領域です。

それはエロ写真などを含む領域です。

今日の中国人の経営している中華料理の味も《第21次元》です。
塩と油が多くて、化学調味料が使われている。

それとサイゼリヤの料理と内装が、《第21次元》です。

美術で言えば、ロココ建築が《第21次元》です。

歌謡曲で言えば、小林幸子の歌です。

中国の現代美術も《第21次元》です。
ただし例外はあって、たとえば蔡國強の作品は日本化したのか?
《第6次元》なのです。

《第21次元》は、人生の喜怒哀楽を直接に追求している領域で、
高みがありません。
直接性が強くて、低くて、下品であります。

北野誠の顔が、《第21次元》であると言う事では、
彼の人格が、世界を低さで見て、しかも直接性で見るという性格
であったことが予想されます。


おそらく、問題を起こしている元凶は、
《第21次元》である事とともに、
《現実界》だけの人格と、彦坂尚嘉には見える所です。

彦坂の《言語判定法》で、《現実界》しかないと判断するタイプの人は、
他人の反応をまったく読めない様なのです。
他人の心を想像する《想像界》が無いのと、
人間関係と言う倫理領域を判断する《象徴界》が欠けているのです。

過去の例でいうと、
代表的なのは朝青龍です。
朝青龍2.jpg

朝青龍3.jpg

2007年の夏巡業を怪我を理由に不参加を届け出ましたが、
モンゴルで中田英寿らとサッカーをしている映像が同日報じられ、
仮病疑惑が噴出。この事件でも、謝罪が出来ずにいたずらに時間が
流れましたが、それは彦坂の《言語判定法》では、
朝青龍の人格が《現実界》しか無いと見えるからだと
判断していました。

上の写真は、その事件当時に採取した朝青龍の写真です。
ブログで書こうとして、書き損なったものです。

つまり《現実界》しか無い人は、
「謝る」と言う、《象徴界》的なことが、理解できないのです。
そして他人の心の反応を想像する《想像界》も欠いているのです。

もっとも北野誠は、山本リンダに謝罪しているから、
話が合わないように見えますが、
その食い違いにも関わらず、
北野誠の顔を、《言語判定法》で分析すると、
同様の《現実界》だけという性格が見えます。

このような《現実界》だけの人格の人が増えています。

女優には、実は何人もいるのですが、
沢尻エリカは、その代表です。

【続きは下記をクリックして下さい】


C2F4BFACA5A8A5EAA5AB.jpg

2007年9月29日自身が主演する映画「クローズド・ノート」の舞台挨拶で不機嫌そうな振舞いを行いました。それで騒ぎになりましたが、これも他人の心の反応を想像する《想像界》
を欠いていると、彦坂の《言語判定法》では、判断しました。そして《象徴界》を欠いていて、人間関係のモラルや、儀式の重要性が理出来ないのです。沢尻エリカは、この件に関して公式ページに本人名義で謝罪し、その後テレビ番組出演時のインタビューでも涙ぐみながら謝罪しています。そしてまた、スポーツ新聞の紙面をにぎわせています。

20071002_369694.jpg

もっともラカンの理論では、人間には《想像界》《象徴界》《現実界》の3界があるのであって、《現実界》だけしかないという人は、存在しないはずです。彦坂尚嘉の《言語判定法》でも、3界の格付けでは次元が出て来ています。しかし《言語判定法》で、《現実界》だけの人格という判断される人々がいて、その人々は、独特の暴走をするのです。

彦坂尚嘉の方法は、あくまでも人の顔を絵画のように見て分析しているだけなので、精神医学的な裏付けけで判断をしているのではありません。その辺で、こうした観測と、現実の精神構造の対応については、彦坂尚嘉の個人的な体験性のデーターしかありません。その個人的な経験では、こういう判断も一定の意味があると、考えています。

さて、そういうわけで、《現実界》だけの人格に《言語判定法》で判断される人は、問題になる暴走をする傾向があります。

ですから北野誠のしゃべりの暴走は、この《現実界》性しかなくて、つまりブレーキとなる《想像界》と《象徴界》が無いからなのですが、同時に、こういう暴走を20年も容認して来た社会の側の問題があります。
それにしても北野誠に対する処分は、情報が非公開のまま、厳しいものになって、これも暴走しています。
なぜ、どこの圧力や怒りで、北野誠がタレントとしての命が、断たれ、完全廃業へと追いつめられて行くのか?
それは分かりませんが、しかし今回の事件と、世界金融危機が起きている社会的な事象と、
無縁では無いのです。つまり暴走に対して、抑制をしようとする社会的なメカニズムが、
作動して来ていると考えられます。

暴走を抑制しようとする《象徴界》の作動は、説明をしないと言う性格があります。たとえばモーゼの『十戒』で「汝、人を殺すなかれ」と言った時に、何故に人を殺してはいけないかを、説明はしないのです。

しかしこの説明のなさと、今回の北野誠の事件の経緯すらも説明しないという状態は、違うようにも思えます。嫌なものを感じさせる事件であります。

北野誠 名古屋のラジオ番組で涙の謝罪

21年間続いたABCラジオの深夜番組「誠のサイキック青年団」(3月8日に緊急打ち切り)で不適切な発言をしたとして、芸能活動の無期限休止が発表されたタレントの北野誠(50)が13日、名古屋・CBCラジオのレギュラー番組「ごごイチ」に生出演。リスナーに向け涙ながらに謝罪し、4月いっぱいでの番組降板を明らかにした。6月末に北野らの“添乗”で企画されていた、同局の台湾ツアーも中止されたことが判明。波紋は広がり続けている。(出典デイリースポーツ/http://www.daily.co.jp/gossip/2009/04/14/0001822914.shtml) 

スポニチ Sponichi Annex

北野誠 タレント廃業危機!全レギュラー降板へ

タレントの北野誠(50)がラジオで不適切な発言をしたとして、所属事務所「松竹芸能」が10日までに、処分の検討を始めた。テレビとラジオの全レギュラー番組を順次降板する方向で調整したいと、複数の放送局に申し入れがあったという。レギュラーはテレビ朝日「やじうまプラス」、同局系「探偵!ナイトスクープ」(関西ローカル)、TBS「噂の!東京マガジン」、日本テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」とラジオ番組(名古屋ローカル)の計5本。(出典/http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2009/04/11/03.html) 

ラジオ突然終了の北野誠 出版サイン会も中止

 パーソナリティーを務めていた、20年以上続いていた長寿ラジオ番組「誠のサイキック青年団」(ABCラジオ)が、今月8日の放送で告知なしに突然打ち切りになったタレント北野誠(50)の著書「死んだら、あかん!」の出版記念サイン会が中止されることが23日、所属する松竹芸能より発表された。来月4日(土)に難波・梅田の旭屋書店で開催される予定だった。

 今月28日に行われるはずだった同ラジオ番組のイベントも8日に中止が決定。北野は自身のブログ「サイキックブラザーズ1号」で中止することをリスナーに謝罪していた。同時に「皆さまに会えるのは…4月4日…“死んだら、あかん”サイン会しか、ありません!今の状況では、ここしかございませんので…本当に宜しくお願いします」と出版記念サイン会への参加を切実に呼びかけていた。「自分の親父の自殺から…僕の半生を綴った、渾身(こんしん)の一冊です」ともつづっていた本の出版記念イベントの中止に至った経緯が気になる。
(出典/http://www.sponichi.co.jp/entertainment/flash/KFullFlash20090323128.html) 

この北野誠が、再度復活するのか?それとも抹殺されて行くのか、注視して行きたいと思います。

 そう書いて、思い出したのは、アメリカで赤狩りのリーダーをしたジョセフ・マッカーシーの失脚です。単なる連想で、根拠はありませんが、失脚したマカーシーは、3年後、酒のために死亡しています。このジョセフ・マッカーシーの顔もまた、《現実界》だけの人格でありました。
300px-Joseph_McCarthy.jpg
《想像界》の眼で《第8次元》のデザイン的人格
《象徴界》の眼で《第8次元》のデザイン的人格
《現実界》の眼で《第8次元》《真性の人格》

《現実界》の人格
固体人間
《シリアス・アート人間》《ローアート的人間》

シニフィアン(記号表現)的人間。
『真実の人』

さて、北野誠とマッカシーを並べて見ます。

北野マッカシー.jpg
いろいろな要素は、違うのですが、《現実界》だけの人格が共通するのが、感じられるように、私には思います。どこかで、似ているものをもっているからです。

◆◆加筆2◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

『週刊新潮』4月23日号に、北野誠全レギュラー降板を招いた問題の一言についての記事が出ました。それによると、芸能界で絶大な影響力をもつバーニングプロダクションの周防 郁雄(すほう いくお)氏を、番組の中で、“バーニングの社長はヤクザみたいなもんやから”と、揶揄したというのです。
またネット上の情報では、同じく2009年4月23日号の週刊文春でも藤原紀香陣内智則の結婚式はバーニングが仕切った」サザンオールスターズの初期の版権をバーニングが持った経緯に関する発言」等々ほぼ同趣旨の内容を報じているそうです。
kunio_suhou.gif
周防 郁雄氏の顔
《想像界》の眼で《第41次元》のデザイン的人格
《象徴界》の眼で《超次元》のデザイン的人格
《現実界》の眼で《第41次元》のデザイン的人格

《象徴界》の人格
固体人間
《シリアス・アート人間》《ローアート的人間》

シニフィエ(記号内容)的人間。
M.スコット ペック著『平気でうそをつく人たち―虚偽と邪悪の心理学』
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
こんな小さくて悪い写真で、判断が出来るのか?という疑いをもたれるのは、当然ですが、
《第41次元》性はあると判断します。裏社会(暴力団)へのパイプが太いとも言われ、黒い噂も絶えないという人物で、芸能会のドンなのです。

バーニングと言うと、私にはなんだか、分かりませんが、「ホリプロ」から独立した人なのですね。その前は、政治家の浜田幸一の子分で、運転手をしていたと言う。私の《言語判定法》でも、固体人間と出ますが、つまり前近代性をもった古いタイプの人です。


こういう怖いドンを、何故に、北野誠は、揶揄するのか?

北野誠は、「業界のしきたりや慣例、上下関係や礼儀に敏感である。所属事務所では後輩芸人の教育に腐心するなど、面倒見のいい兄貴肌タイプ」(Wikipedia) であるのだから、普通に考えれば、芸能界で絶大な影響力をもつバーニングプロダクションの周防 郁雄(すほう いくお)氏を、攻撃するということは、やらないはずなのです。


ネットで見て行くと、さらに奥がありました。

743 名前:[BGL6チーム名無し] 投稿日:2009/04/14(火) 07:41:29 ID:lgqVKmt70
詳しくは明かせませんが下っ端の松竹関係者です さまざま憶測がとびかっていますが 北野が「バー社長は893でホモ」としゃべったことが今回の真相です 。北野が話したことは事実のようですがもちろん業界のタブーです 。
事務所内でも人望がなかったため 、周辺スタッフを整理しただけで北野は実質解雇です 事務所から放り出されてしまったら命の危険もなくはないらしいです 。今から仕事なんでまた夕方様子見に来ますノシ 

761 名前:[
BGL6チーム名無し] 投稿日:2009/04/14(火) 07:44:13 ID:lgqVKmt70
743です 
バー社長が893なことはわりと知られていますが ゲイであることをばらされたことが逆鱗に触れたらしいです 。ちなみにかなり確かな情報です 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

こういう展開を読んでいると、アメリカのスタンダップ・コメディアンのレニー・ブルースを思い出します。アメリカの1950年代から60年代半ばにかけて、毒舌をまき散らし、その中で真実を追求し続けた男です。その結果、レニー・ブルースは死に至ります。

ダスティン・ホフマン主演で、『レニー・ブルース』という映画になっています。私は、かなり入れこんでレニー・ブルースを追いかけて、本人の残した語りのビデオも買っています。真実を追い続ける彼の姿に、しびれたのです。北野誠は、日本のレニー・ブルースであったのでしょうか?

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

北野誠は、周防 郁雄氏を、攻撃してはいけない人物であると、知っていて、やっているのです。何故か?他人がゲイかどうかを、公共放送の中でバラして良いのではありません。他人のセックスを覗き見る様な事は、ルール違反です。それこそ、個人情報であり、プライバシーの侵害であり、名誉毀損であります。だから無期限の謹慎処分、そしてレギュラー番組はすべて降板させられるという状態に至ったのです。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

北野誠の 実家は農家でありましが、後年、父親は株式投資の失敗を苦にして焼身自殺しています。北野がタレントになって間もない頃、フグ料理を食べに行こうと誘ったその日のことであったそうです(出典/Wikipedia)。この父親の死の年齢と同じになった北野誠は、自身のタレント生命を自殺に追いやる暴走的舌禍事件を起こしてしまったのです。私は、彼に自殺願望が作動していたと思います。お父さんが焼身自殺を50歳でしたという体験が、北野誠の内部に焼き付いていて、同じ50歳になって、このお父さんの自殺を、別の方法で模倣したのでしょう。つまり北野誠は、芸能社会の中で自殺をしたのです。つまり、いままでの過剰で危険な発言も、ある種の自殺願望の衝動の中で、成立していたのではないでしょうか。だから、その発言は、他人を傷つけているようで、実は自分自身に向けられた破壊衝動であった。それは自殺した父親と同じ50歳の自分の社会的な死へと向って暴走するチキンレースを展開していたのです。チキンレースというのは、ジェームズ・ディーン主演の映画『理由なき反抗』で描かれたもので、崖に向かって全速力で車を走らせ、いかに崖に近いところで車から飛び降りるかを競うものです。ブレーキを先に踏んだ男が負けであり、臆病者(チキン)とののしられるのです。北野誠は、ブレーキを踏む事無く、崖から墜落して行ったのです。

51crE6ntvsL._SS500_.jpg

 


5つ星のうち 5.0 もし、今、どん底にいると思うなら。2009/4/14
By 寿 (東京都) 
世間を風刺し、毒舌を振りまく彼の笑顔からは到底想像はできないでしょう。 こんなにも、こんなにも深い心の傷を負って険しい道を歩んできた人だったなんて。 壮絶な死を遂げた父親の年齢にさしかかる著者だからこそ、強く胸に響きます。 もし、家族を亡くされた方が周りにがいるなら。 もし、自分がどん底で苦しみもがいているなら。 壮絶な苦しみと向き合った著者の言葉が、何かの励みになるかもしれません。 

死んだらあかん。 
その短い一言には、たくさんの人間愛が詰まっています。 辛いのは自分だけじゃないんだと、どんと背中を叩かれた気がします。 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

By いせむし (東京都) 
(TOP 500 REVIEWER)   
北野誠の自伝。 家族と北野誠の関係を振り返っている。 芸能活動の裏側に、 ずっと横たわっていた父親の存在。 ある事件が起こる。 それに向き合う北野誠。 今まで内心で問い続けていたこと、 苦悩が伝わってきた。 
文章が記録風に整理されていて、 かえってヘビーだったろうなあと。。。 

本書を上梓し、 ようやく過去に折り合ったのだろうが、その期間に愕然とする。 傷が癒えるのは長いです。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
毎日jp

北野誠さん不適切発言:松竹芸能が音事協退会

 タレントの北野誠さん(50)の不適切な発言問題で、北野さんが所属する松竹芸能と番組を放送した朝日放送が、日本音楽事業者協会(音事協)に退会届を提出し、受理されていたことが15日、分かった。音事協は芸能プロダクション約100社が加盟、賛助会員として放送局など約40社が名を連ねる業界団体。北野さんについて松竹芸能は13日、ラジオ番組やイベントで不適切な発言があったとして無期限の謹慎処分にしたと発表。レギュラー番組は放送局と調整し、すべて降板させるという。

こういう展開になると、北野誠のタレント復帰はあり得ない感じですね。「親の因果が子に報い」という言い方がありますが、父親の自殺が、大きな負担になって、北野誠は生きて来た事は事実のようです。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 

Wikipediaによると、北野誠の幼少時、腎盂炎にかかり幼稚園を中退。家の近くにあった木造校舎が火事で炎上、その光景にショックを受けた北野は高熱を出して寝込み、高校生になるまでライターの火にも竦んだというのです。

64184f2e.jpg
この火におびえる少年であった北野誠が、お父さんの焼身自殺にショックを受けたのは、当然でした。すでに述べたように、父親は株式投資の失敗を苦にして焼身自殺したのです。 北野誠が、株の投資に関する記事を書き、本を出していたのも、この父親の失敗と深く関わっていたと言えます。そして社会的な焼身自殺に至った。

 上に掲載した画像は、ベトナム戦争の時期の画像ですが、焼身自殺というのは、自殺の中でも、死に方としては過激な方法です。北野誠の父親が、自殺の方法として焼身自殺を選んだという中に、その過激なまでの自己破壊の感情が読み取れます。
 子供であった北野誠が、他人ごとではなくて、自分の父親の問題として、逃げようない形で、この死の表現を受け止めざるを得なかったのは、理解で来ます。親子関係というのは、他人事であるのと、自分の身に降り掛かるのとでは、まったく違うのです。そう考えると、北野誠の過剰に他人を罵倒するエネルギーの根拠と、その行き先が、自己破壊に至らざるを得ないものであった事が少しですが、理解できる気がします。


nice!(1)  コメント(5)  トラックバック(3) 

nice! 1

コメント 5

直itoh

 北野誠に関して一つ、奇妙に覚えているはなしが有ります。
だいぶ昔というだけで年代は全く特定できないのですが、
何かのTV番組で「過去の悪行をカミングアウトして当事者に詫びる」式のプログラムがあって、これに彼が出ていました。その時の話が
「何とか君、ご免なあ。小学校何年だったかの時、君の検便を
道端の犬の糞と取っ替えたのはオレや!」みたいなことでした。
 結果、学校に保険所だか医者だかかがすっ飛んで来て、件の
「何とか君」は再検査だか虫下しだか忘れたが、兎に角たいへんな
騒ぎになった。みたいなことでした。何が居たのやら?!
 この時から今に至るまで覚えてるのが証明してますが、
妙な破壊力のある人だなあ、と思った記憶が有ります。
勿論この話自体「オモロいネタ」の一つでホラ話でないとの確証も
ありませんが、にしてもかなり強烈なものがあります。
 


 




by 直itoh (2009-04-17 00:40) 

ヒコ

直itoh様
コメントありがとうございます。
北野誠の失脚の仕方は、何よりも本人が、そういう危険性を読み込んでいない事にあると思います。
そして、彼の敵の名前が出せない所に、危ないものを感じます。彼の復活は無いのかもしれないですね。
社会の枠組みを形成しているものは、あくまでも《象徴界》的なものであって、この作動は、冗談ではない暴力性があります。権力のこうした暴力性を、良いとは言いませんが、しかし存在し、起動するのです。だから、あらゆる暴動は、鎮圧されます。鎮圧されない暴動は革命です。そして、あらゆる革命は、裏切られるのです。
 北野誠のしゃべりは、暴動でも、革命でもなかったかもしれませんが、しかし何かではあったのです。
 その何かは、美術にも、無縁では無いものであったのかもしれません。
by ヒコ (2009-04-17 00:54) 

白蓮

始めまして。
言語判定法よる顔の判断は非常に興味深く、また面白いです。
マッカシーの顔を見ていたらヴィルヘルム・ライヒの顔を思い出しました。
http://classiques.uqac.ca/classiques/reich_wilhelm/reich_wilhelm_photo/reich_wilhelm_photo.html
ライヒは米国食品医薬品局に訴えられて獄死した思想家です。
この人はリビドーの物理的基礎を探求していました。
それをオルゴンと名づけてオルゴン蓄積器なるものを発明、その販売があだとなって投獄されました。
僕の印象ですとライヒも現実界だけの人格の人だったように思えます。
非常に強い性格の人でメサイアコンプレックスの持ち主だったと思います。
ちなみに彼の母親と父親は彼が十代のときに自殺しています。
ライヒは60年代に盛んに読まれましたが今は忘れられた思想家です。
社会主義者であり精神分析家でもありましたが、そのどちらからも排斥された人です。
彼もまた象徴界や想像界のブレーキが全くなかった人という印象を持ちました。


by 白蓮 (2009-04-17 18:27) 

ヒコ

白蓮様
刺激的なコメント、ありがとうございます。
ライヒの顔を見ると、ご指摘のように《現実界》しかありません。
それとライヒの両親は自殺していますね。ライヒがお母さんの浮気のセックスを見て、お父さんに告げて、お母さんが自殺していますね。ライヒのフリーセックスの主張は、こうした母親を死に追いやった自分への批判があるのですね。結果的に、ライヒは暴走し、死に至りましたね。実は私はライヒの影響を受けています。「聞け、小人たちっよ!」という本は刺激的であったのです。
by ヒコ (2009-04-18 01:46) 

タイトミニスカートにパンストの超美脚

nO0#0>Rq, jj.ex-navi.biz, タイトミニスカートにパンストの超美脚, http://jj.ex-navi.biz/tosatsu/54.html
by タイトミニスカートにパンストの超美脚 (2011-10-01 17:00) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 3

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。