北野誠の顔(加筆緑文字/『週刊新潮』の記事を最後に加筆3) [顔]
おまえら行くな。 北野誠怪異体験集 |
ルナティック・ウォーカーシリーズ
16日午前1時に始まった放送では、
冒頭から「リスナーの方々からのお便りを調べた結果、
(番組中に)大きな誤解を与える表現をしていたことが明らかになった」
などと同局アナウンサーによる“おわびの言葉”が10分間隔で
同2時45分の終了時間まで繰り返され、
その間ずっと音楽が流れるのみ。
番組のファンが集うネット掲示板には、最後の放送を聞いたファンが
「ソ連の要人が死んだ日のモスクワ放送のようだった」と
不気味な様子をつづっていたというのです。
ABCによると、打ち切りが決定したのは11日の夜。
8日の放送が前倒しで最終回となる異例の事態となったというのです。
同番組のホームページでも「この点について、
話題で取り上げた関係者の皆さまに、ご迷惑をおかけしたことを
おわびいたします」と掲載した。だが、詳細については「お答え
できません」と回答を避けたというのです。
かなりの状態です。
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北野誠は、以前にもいくつか問題を起こしていますが、
山本リンダへの暴言事件も、かなりのものです。
1993年、ラジオ番組「誠のサイキック青年団」で、山本リンダのヘアヌード写真集について、「溶けたアイスクリーム」「整形手術をしまくっている人造人間の写真集なんか買うな!」と猛烈にこき下ろしたことに山本が激怒。名誉毀損として一億円の損害賠償を請求され、同番組のパーソナリティーの竹内義和と共に、マスコミ公開の中で謝罪会見をした。(出典/Wikipedia)
その問題発言は、1993年5月24日に放送された朝日放送『MAKOTOのサイキック青年団』内で起きた。北野が前日に発売された山本リンダのヌード写真集に触れ、「(リンダが)100カ所以上を整形しているのは有名。あんなの(写真集)見たくもない。買うたらあかん」と発言したのだ。
この発言をリンダの事務所が問題視し、北野側に謝罪を求めた。北野は謝罪したものの、誠意がないと受け入れられず、北野は再び自身の番組などで謝罪した。北野は最終的にリンダ出席のもと、謝罪会見を行い、問題は解決されたが、その賠償として朝日放送は半年間のレギュラー放送をリンダに与えたという。(出典/http://news.ameba.jp/weblog/2008/02/11137.html)
この山本リンダに対する罵詈雑言というのは、
批評の範囲ではありません。
批評というのは、名誉毀損になるものがあるのですが、
それでも批評が言論の自由として容認されるのは、
あくまでも社会的な公益性があると判断される範囲なのです。
ですから、社会的な公益性を欠いた罵詈雑言は、
批評ではないのです。
整形美容の善し悪しに対する意見はいろいろあると思いますが、
美容整形が非合法ではない以上、
それをあからさまに批判する事が可能だとは、
私には思えません。
ですからこの私のブログでは、直接的な言明は避けています。
山本リンダの本を「買うたらあかん」という事を言うのも、
無理というもので、
これも批評の範囲では無いと思います。
ですから、謝罪するしか無かったのは当然ですが、
北野誠の言論活動の面白さというのが、多分に2チャンネル的な
こういう事件に象徴されるような性格を持ち続けていた事と、
今回のラジオ番組の異様な中止とはつながっているのです。
「山本リンダ ヌード写真集」で画像検索をして、
そのヌード写真を見てみましたが、このブログでは
載せられないものでした。
猥褻だからです。
このブログは、基本としては猥褻画像は載せません。
猥褻の自由の追求を全面否定はしませんが、
猥褻の抑圧は、人間の文化の基本だからです。
猥褻を抑圧しない限り、
人間の高度な文化は成立しないのです。
私見を申しあげれば、荒木経惟のSM写真は猥褻なものであり、
ロバート・メイプルソープのハードコアSM写真は、
芸術的であって、芸術論的には猥褻ではありません。
さて、北野誠の顔を見てみましょう。
2007年9月29日自身が主演する映画「クローズド・ノート」の舞台挨拶で不機嫌そうな振舞いを行いました。それで騒ぎになりましたが、これも他人の心の反応を想像する《想像界》
を欠いていると、彦坂の《言語判定法》では、判断しました。そして《象徴界》を欠いていて、人間関係のモラルや、儀式の重要性が理出来ないのです。沢尻エリカは、この件に関して公式ページに本人名義で謝罪し、その後テレビ番組出演時のインタビューでも涙ぐみながら謝罪しています。そしてまた、スポーツ新聞の紙面をにぎわせています。
タレントの北野誠(50)がラジオで不適切な発言をしたとして、所属事務所「松竹芸能」が10日までに、処分の検討を始めた。テレビとラジオの全レギュラー番組を順次降板する方向で調整したいと、複数の放送局に申し入れがあったという。レギュラーはテレビ朝日「やじうまプラス」、同局系「探偵!ナイトスクープ」(関西ローカル)、TBS「噂の!東京マガジン」、日本テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」とラジオ番組(名古屋ローカル)の計5本。(出典/http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2009/04/11/03.html)
《想像界》の眼で《第8次元》のデザイン的人格
《象徴界》の眼で《第8次元》のデザイン的人格
《現実界》の眼で《第8次元》の《真性の人格》
《現実界》の人格
固体人間
《シリアス・アート人間》《ローアート的人間》
シニフィアン(記号表現)的人間。
『真実の人』
さて、北野誠とマッカシーを並べて見ます。
バーニングと言うと、私にはなんだか、分かりませんが、「ホリプロ」から独立した人なのですね。その前は、政治家の浜田幸一の子分で、運転手をしていたと言う。私の《言語判定法》でも、固体人間と出ますが、つまり前近代性をもった古いタイプの人です。
こういう怖いドンを、何故に、北野誠は、揶揄するのか?
北野誠は、「業界のしきたりや慣例、上下関係や礼儀に敏感である。所属事務所では後輩芸人の教育に腐心するなど、面倒見のいい兄貴肌タイプ」(Wikipedia) であるのだから、普通に考えれば、芸能界で絶大な影響力をもつバーニングプロダクションの周防 郁雄(すほう いくお)氏を、攻撃するということは、やらないはずなのです。
ネットで見て行くと、さらに奥がありました。
743 名前:[BGL6チーム名無し] 投稿日:2009/04/14(火) 07:41:29 ID:lgqVKmt70
詳しくは明かせませんが下っ端の松竹関係者です さまざま憶測がとびかっていますが 北野が「バー社長は893でホモ」としゃべったことが今回の真相です 。北野が話したことは事実のようですがもちろん業界のタブーです 。
事務所内でも人望がなかったため 、周辺スタッフを整理しただけで北野は実質解雇です 事務所から放り出されてしまったら命の危険もなくはないらしいです 。今から仕事なんでまた夕方様子見に来ますノシ
761 名前:[BGL6チーム名無し] 投稿日:2009/04/14(火) 07:44:13 ID:lgqVKmt70
743です
バー社長が893なことはわりと知られていますが ゲイであることをばらされたことが逆鱗に触れたらしいです 。ちなみにかなり確かな情報です
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こういう展開を読んでいると、アメリカのスタンダップ・コメディアンのレニー・ブルースを思い出します。アメリカの1950年代から60年代半ばにかけて、毒舌をまき散らし、その中で真実を追求し続けた男です。その結果、レニー・ブルースは死に至ります。
ダスティン・ホフマン主演で、『レニー・ブルース』という映画になっています。私は、かなり入れこんでレニー・ブルースを追いかけて、本人の残した語りのビデオも買っています。真実を追い続ける彼の姿に、しびれたのです。北野誠は、日本のレニー・ブルースであったのでしょうか?
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北野誠は、周防 郁雄氏を、攻撃してはいけない人物であると、知っていて、やっているのです。何故か?他人がゲイかどうかを、公共放送の中でバラして良いのではありません。他人のセックスを覗き見る様な事は、ルール違反です。それこそ、個人情報であり、プライバシーの侵害であり、名誉毀損であります。だから無期限の謹慎処分、そしてレギュラー番組はすべて降板させられるという状態に至ったのです。
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北野誠の 実家は農家でありましが、後年、父親は株式投資の失敗を苦にして焼身自殺しています。北野がタレントになって間もない頃、フグ料理を食べに行こうと誘ったその日のことであったそうです(出典/Wikipedia)。この父親の死の年齢と同じになった北野誠は、自身のタレント生命を自殺に追いやる暴走的舌禍事件を起こしてしまったのです。私は、彼に自殺願望が作動していたと思います。お父さんが焼身自殺を50歳でしたという体験が、北野誠の内部に焼き付いていて、同じ50歳になって、このお父さんの自殺を、別の方法で模倣したのでしょう。つまり北野誠は、芸能社会の中で自殺をしたのです。つまり、いままでの過剰で危険な発言も、ある種の自殺願望の衝動の中で、成立していたのではないでしょうか。だから、その発言は、他人を傷つけているようで、実は自分自身に向けられた破壊衝動であった。それは自殺した父親と同じ50歳の自分の社会的な死へと向って暴走するチキンレースを展開していたのです。チキンレースというのは、ジェームズ・ディーン主演の映画『理由なき反抗』で描かれたもので、崖に向かって全速力で車を走らせ、いかに崖に近いところで車から飛び降りるかを競うものです。ブレーキを先に踏んだ男が負けであり、臆病者(チキン)とののしられるのです。北野誠は、ブレーキを踏む事無く、崖から墜落して行ったのです。
タレントの北野誠さん(50)の不適切な発言問題で、北野さんが所属する松竹芸能と番組を放送した朝日放送が、日本音楽事業者協会(音事協)に退会届を提出し、受理されていたことが15日、分かった。音事協は芸能プロダクション約100社が加盟、賛助会員として放送局など約40社が名を連ねる業界団体。北野さんについて松竹芸能は13日、ラジオ番組やイベントで不適切な発言があったとして無期限の謹慎処分にしたと発表。レギュラー番組は放送局と調整し、すべて降板させるという。 こういう展開になると、北野誠のタレント復帰はあり得ない感じですね。「親の因果が子に報い」という言い方がありますが、父親の自殺が、大きな負担になって、北野誠は生きて来た事は事実のようです。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ Wikipediaによると、北野誠の幼少時、腎盂炎にかかり幼稚園を中退。家の近くにあった木造校舎が火事で炎上、その光景にショックを受けた北野は高熱を出して寝込み、高校生になるまでライターの火にも竦んだというのです。By 寿 (東京都)
死んだらあかん。
その短い一言には、たくさんの人間愛が詰まっています。 辛いのは自分だけじゃないんだと、どんと背中を叩かれた気がします。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆By いせむし (東京都)
文章が記録風に整理されていて、 かえってヘビーだったろうなあと。。。
本書を上梓し、 ようやく過去に折り合ったのだろうが、その期間に愕然とする。 傷が癒えるのは長いです。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆北野誠さん不適切発言:松竹芸能が音事協退会
この火におびえる少年であった北野誠が、お父さんの焼身自殺にショックを受けたのは、当然でした。すでに述べたように、父親は株式投資の失敗を苦にして焼身自殺したのです。 北野誠が、株の投資に関する記事を書き、本を出していたのも、この父親の失敗と深く関わっていたと言えます。そして社会的な焼身自殺に至った。
北野誠に関して一つ、奇妙に覚えているはなしが有ります。
だいぶ昔というだけで年代は全く特定できないのですが、
何かのTV番組で「過去の悪行をカミングアウトして当事者に詫びる」式のプログラムがあって、これに彼が出ていました。その時の話が
「何とか君、ご免なあ。小学校何年だったかの時、君の検便を
道端の犬の糞と取っ替えたのはオレや!」みたいなことでした。
結果、学校に保険所だか医者だかかがすっ飛んで来て、件の
「何とか君」は再検査だか虫下しだか忘れたが、兎に角たいへんな
騒ぎになった。みたいなことでした。何が居たのやら?!
この時から今に至るまで覚えてるのが証明してますが、
妙な破壊力のある人だなあ、と思った記憶が有ります。
勿論この話自体「オモロいネタ」の一つでホラ話でないとの確証も
ありませんが、にしてもかなり強烈なものがあります。
by 直itoh (2009-04-17 00:40)
直itoh様
コメントありがとうございます。
北野誠の失脚の仕方は、何よりも本人が、そういう危険性を読み込んでいない事にあると思います。
そして、彼の敵の名前が出せない所に、危ないものを感じます。彼の復活は無いのかもしれないですね。
社会の枠組みを形成しているものは、あくまでも《象徴界》的なものであって、この作動は、冗談ではない暴力性があります。権力のこうした暴力性を、良いとは言いませんが、しかし存在し、起動するのです。だから、あらゆる暴動は、鎮圧されます。鎮圧されない暴動は革命です。そして、あらゆる革命は、裏切られるのです。
北野誠のしゃべりは、暴動でも、革命でもなかったかもしれませんが、しかし何かではあったのです。
その何かは、美術にも、無縁では無いものであったのかもしれません。
by ヒコ (2009-04-17 00:54)
始めまして。
言語判定法よる顔の判断は非常に興味深く、また面白いです。
マッカシーの顔を見ていたらヴィルヘルム・ライヒの顔を思い出しました。
http://classiques.uqac.ca/classiques/reich_wilhelm/reich_wilhelm_photo/reich_wilhelm_photo.html
ライヒは米国食品医薬品局に訴えられて獄死した思想家です。
この人はリビドーの物理的基礎を探求していました。
それをオルゴンと名づけてオルゴン蓄積器なるものを発明、その販売があだとなって投獄されました。
僕の印象ですとライヒも現実界だけの人格の人だったように思えます。
非常に強い性格の人でメサイアコンプレックスの持ち主だったと思います。
ちなみに彼の母親と父親は彼が十代のときに自殺しています。
ライヒは60年代に盛んに読まれましたが今は忘れられた思想家です。
社会主義者であり精神分析家でもありましたが、そのどちらからも排斥された人です。
彼もまた象徴界や想像界のブレーキが全くなかった人という印象を持ちました。
by 白蓮 (2009-04-17 18:27)
白蓮様
刺激的なコメント、ありがとうございます。
ライヒの顔を見ると、ご指摘のように《現実界》しかありません。
それとライヒの両親は自殺していますね。ライヒがお母さんの浮気のセックスを見て、お父さんに告げて、お母さんが自殺していますね。ライヒのフリーセックスの主張は、こうした母親を死に追いやった自分への批判があるのですね。結果的に、ライヒは暴走し、死に至りましたね。実は私はライヒの影響を受けています。「聞け、小人たちっよ!」という本は刺激的であったのです。
by ヒコ (2009-04-18 01:46)
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by タイトミニスカートにパンストの超美脚 (2011-10-01 17:00)