ローチェス [第41次元の音楽]
以前に、このブログで紹介したローチェスです。
下記の記事もダブっています。
このアルバムが、1979年のデビューアルバムに入っていた2曲です。
プロでユーサーが、キング・クリムゾンのリーダーであるロバート・フリップ。
80'Sクリムゾン始動前の時期で、
ロバート・フリップが様々なセッションワークをしていた頃に手掛けた
ローチェスのメジャーデビューアルバム。
大変にきれいなコーラスで、
非常に深い感銘を受けた。
そのコンセプトが、《純粋》という概念の再定義で、
モダニズムの蒸留水的な、機械的な純化からの脱出の方向を打ち出した。
そういう意味で、
私には重要な影響を受けた、アルバムであった。
微妙なバランスの多様性の中に《純粋》の新しい質を見ようとした、
ロバート・フリップの主張が、
成功したアルバムでした。
シンプルな3姉妹コーラスでありながら、
凝ったハーモニーで、微妙な近接音や不協和音の扱いが、
すばらしい。
もう一枚買ったけれども、
このアルバムが傑出していて、
その後は追いかけていません。
いまでも活動しているグループです。
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このような、きれいなコーラスが《第41次元》であるというのは、
意外かもしれませんが、
《第41次元》という領域が何であるのか?
ということも含めて考えさせられるところがあります。
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