ゴッホのアイリス(加筆2校正1) [アートの楽しみ]
ゴッホのアイリスの花は、《1流》作品で、
多くの人から愛される作品です。
アイリスの和名は、菖蒲(あやめ)です。
アヤメと、カミツバタ、ハナショウブを混同している人が多いのでが、
アヤメは、乾いたところに育つ植物で、
湿地に育つハナショウブや、
水中に育つカキツバタとは、違います。
花の色は紫、まれに白で、花には網目模様があって、
外側の花びらに黄色い模様があります。葉は、主脈不明瞭です。
ゴッホは、こういう特徴を良く描き出しています。
アイリスはギリシャ語で「虹」のことを言います。
美しい侍女イリスは全知全能の神ゼウスの求愛を受けて困っていました。
そこでイリスはゼウスの妻ヘラに「遠くに行かせてほしい」と頼み、
七色に輝く首飾りをかけてもらい、
神の酒を3滴頭上に振り掛けられ、
虹の女神に変えてもらいました。
その酒の滴が地上に落ちたときに生まれたのがアイリスの花です。
アイリスの花言葉は、「恋のメッセージ」
古代エジプトでは、
アイリスの花弁は信仰・知恵・勇気の象徴とされ、
あがめられていました。
ゴッホが、アイリスを描いた時に、
こうしたアイリスにまつわる文学的な教養が、背景にあったと、
考えられます。
ゴッホのアイリス
《想像界》の眼で《第1次元》の《真性の芸術》
《象徴界》の眼で《第1次元》の《真性の芸術》
《現実界》の眼で《第1次元》の《真性の芸術》
《想像界》《象徴界》《現実界》の3界をもつ重層的な表現
気体/液体/固体/絶対零度の4様態をもつ多層的な表現
《シリアス・アート》《ハイアート》
シニフィアン(記号表現)の美術
《透視画面》『オプティカル・イリュージョン』【A級美術】
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ゴッホのアイリスをアレンジしたネクタイ。
ゴッホのアイリスをアレンジしたバック。
ゴッホのアイリスをアレンジした傘。
ゴッホのアイリスをアレンジしたマグカップ。
今日のテーマは美しくて爽やかな日に似合ってます。
私のプチ・アトリエにはゴッホのお墓の近くのショップで頂いた麦の穂の束が飾ったあります。やはり、ゴッホというところがあります。ある夏はゴッホの追っかけをして南フランスの2つの精神病院も訪ねました。う~ん、酷い。鉛の首しか出ないお風呂を見た時にゴッホが美のために犠牲にした多くが見えました。
by 縷衣香 (2009-04-30 09:46)
縷衣香様
先日は、深川の八仙苑に私のトマトと茄子のインスタレーションを見に来て下さって、ありがとうございました。撮影が遅れていたのですが、ようやく出来たので、今日の夜にでもアップします。美術展が公表で、会期が6日まで伸びました。
ゴッホの努力は、凄いものがあります。《第8次元》の田舎画家が、パリに出て、印象派を吸収して変貌し、ゴーギャンの影響で《1流》の絵画になり、さらに作品が急速に《超次元》へと上昇して行きます。たいしたアーティストです。それだけに悲劇が起きたと思います。格を変える事の、可能性の高さと、困難さを良く示しているアーティストです。
オランダは行っていないので、行きたく思います。
by ヒコ (2009-04-30 10:03)
陸生のアヤメは見ていますが、
日本のものは、なよなよしていますね。
もう一つ、日本ですとイチハツと言うのが
あります。これは、葉もごわごわしていて
ゴッホのアイリスに近い感じです。
ちなみに、アメリカで見る陸生のアイリスも
イチハツ系で、やはりゴッホのアイリスみたいです。
by NY GAL (2009-04-30 12:43)
さらに、続けてグーグルしていたら、色いろでてきました。
ニオイイリスは、南ヨーロッパから東南アジア原産の多年草で、
日本には一八六七年に渡来しています。葉と花の形がジャーマ
ンアイリスに似ており、葉は白色で、花は白粉を帯びています。
また、ニオイイリスとよく似た紫色の花もイチハツとして用いられ
ますが、これはジャーマンアイリスの一品種です。
by NY GAL (2009-04-30 12:47)
さらに、続けてグーグルしていたら、色いろでてきました。
ニオイイリスは、南ヨーロッパから東南アジア原産の多年草で、
日本には一八六七年に渡来しています。葉と花の形がジャーマ
ンアイリスに似ており、葉は白色で、花は白粉を帯びています。
また、ニオイイリスとよく似た紫色の花もイチハツとして用いられ
ますが、これはジャーマンアイリスの一品種です。
by NY (2009-04-30 12:47)
NY GAL様
アイリスの情報をありがとうございます。
by ヒコ (2009-05-04 00:15)