横河健の建築(加筆1) [建築]
横河健さんの設計された
住宅を見学しました。
住宅を見学しました。
場所は茅場町のオフィス街、
そこに昔の長屋が3軒あって、
その一軒の立て直し。
桜の木が一本あって、
それに絶妙にマッチした建築でした。
非常に解放感のある家でありながら、
プライバシー性が微妙に成立していて感銘を受けました。
1階は駐車場で、
2階が住居空間。
ここに8メートルのの内部の吹き抜けの空間の大きさがあって、
気持ちがよくて、
現代の小住宅のモダン空間の最良の一つであると思いました。
3階には3畳ほど畳の部屋があって、
ここからこの8メートルの大空間と、その向こうにあるガラスの
解放性、そして桜の木を愛でるという仕掛け。
花見の装置としての住宅が、内部構造として見事に成立しているのです。
はす交いが入っているのですが、これがパイプではなくて、
無垢の鉄だそうで、これによって鳥かごのような構造が成立し、
それによって、床が支えられているという建築。
つまり高圧線の鉄塔のように鉄骨メンバーを組み上げて、
狭い土地に、容積を利用しながら、都心にいて空高く住むという、
現代の至高性を目指した小建築。
屋上の空間も秀逸で、不思議な公的空間の中の私性があって、
拝見して良かったと思いました。
桜の季節は、この屋上から桜並木を見るのは、すばらしいだろうと
思います。
建物自体の魅力もさながら、それを十二分に伝えている写真もすばらしいです。彦坂さんご自身の作なのでしょうか?
by あろ (2009-05-23 14:55)
ちがいます、ちがいます、建築家の方のサイトからのものです。良い建築だたので、考えてしまっていて、文章は充分には書けていません。
by ヒコ (2009-05-23 15:13)