リサ・ランドールの顔と《超ひも理論》[改題] [新・美人論]
リサ・ランドール(Lisa Randall、1962年〜 )はアメリカの理論物理学者。
専門は、素粒子物理学、ひも理論、宇宙論。
私たちの3次元の空間が5次元の異次元世界に囲まれていると言う理論で、
注目されている美人である。
想像界の眼で、《1流》の美人。
象徴界の眼で、《超1流》《超1流》《超1流》
現実界の眼で、《超1流》の美人。
さて、このリサ・ランドール博士の理論は、
東洋遠近画法の理論と、実に良く対応しているのである。
5世紀、中国では木枠に絹を張って、そして透視する事で、
これをトレースして絵を描いていた。
この皮膜絵画論と同じことをリサランドールは、言うのである。
実は、会田誠さんとの座談会に掲載される私の作品は、
このリサ・ランドールの異次元空間論に刺激されて作ったもので、
皮膜絵画理論と、レイヤー理論による多層重層世界観の絵画である。
つまり世界は村上隆の言うスーパーフラットではなくて、
5次元に浮かぶ多層重層世界なのである。
そして絵画もまた、異次元に拡大される多層重層絵画でなければならない。
グリンバーグ的な平面絵画論が否定されて、
異次元を透視する多層重層絵画空間が形成される時代に入る可能性が、
現実味を帯びて来たのである。
彦坂尚嘉 Naoyoshi Hikosaka
「超ひも理論」の考察/《超ひも》と木目の類似性について
(ウッドペインティング+オイルペインティング)
1994〜2008年、194 ×194 木紙、油彩、キャンバス
以下は、YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=Kx7uSgtibQw
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