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米倉涼子の顔(最後の部分追加) [新・美人論]

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この「けものみち」の広告写真は、美しい。
広告写真を格付けすると、以下のようになる。
《イメージ判定法》で、《8流》
《言語判定法》で、《超1流》から《41流》までの多重構造の表現
《現実判定法》で、《8流》

気体美術。

実体的で、合法的表現、
そして《退化性》はない。
だから、
デザイン・エンターテイメントであって、
芸術ではない.
しかし良くできたものである。

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この「わるいやつら」の看護婦の米倉涼子の顔は、
すてきだと思う。

米倉涼子の顔だけを格付けすると、
《イメージ判定法》で、《8流》美人。
《言語判定法》で、《31流》。
《現実判定法》で、《8流》。

彼女の顔の魅力は、《8流》という信仰領域と、
《31流》という犯罪領域の組み合わせにある。

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米倉 涼子(よねくら りょうこ、1975年 )は、日本の女優である。
現在32歳

5歳から15年間、牧阿佐美バレエ団などでクラシックバレエを続けたという、
鍛えられた姿体の美しさを持っている。

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こういうセミヌードと、
普通にちまたに溢れるエロ写真の画像とは、
どこが違うのだろうか?

《イメージ判定法》で、《8流》。
《言語判定法》で、《31流》
《現実判定法》で、《1流》である。

普通のエロ写真は、《言語判定法》で《21流》の領域なので、
この《31流》性の問題だと言える。

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《31流》というのは、《1流》性である【社会的理性】の反転領域なのである。
つまりこのセミヌードは、《1流》の【社会的理性】写真を反転したものであると
考えられるのである。
これらのセミヌード写真がもっている鋭い攻撃性は、
《31流》の【犯罪領域】の攻撃性なのである。
そういう意味では、この写真は「犯罪写真」である。
写真のネガとポジのように、
《1流》の【社会的理性領域】を反転したのが、
米倉涼子の《犯罪美》の路線なのである。

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1992年8月、第6回全日本国民的美少女コンテストの審査員特別賞を受賞し、
1993年にモデルとしてデビュー。
ファッション雑誌『CanCam』などで活動した。

《イメージ判定法》で、《2流》美人。
《言語判定法》で、《31流》
《現実判定法》で、《2流》美人。

の他の受賞者を見てみる。

第6回
グランプリ 佐藤 藍子
モデル部門賞 谷  あい(キリンビールCG ・・ 東レCG
音楽部門賞 田中 千鶴
演技部門賞 宗廣 華奈子(鈴木紗理奈
特別賞 米倉 涼子(キリンビールCG ・・ ユニチカ水着CG

グランプリをとった子は、消えている。
米倉涼子の美しさは、若い時から、いわゆる《1流》の
仲間由紀恵的な美人ではなかったのである。

米倉涼子14.jpg

米倉涼子は、簡単には《2流》美人だったのだが、
底に《31流》の犯罪領域性を、若い時から秘めていたのである。
そのことは、彼女が犯罪者であるという意味ではない。
《1流》の社会的理性領域の反転領域が、
彼女の中に内在していたのである。
それが、彼女の視線のアグレッシブな鋭さとなって現れている。

米倉涼子19.jpg

二重まぶたの美容整形を指摘されている。
しかし、細部を超えて、
彼女の攻撃的な《31流》の眼差しは、
若い時からのものなのである。


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米倉涼子の表情の動きのなかから出現する、
異様なまでのテンションの高さと、攻撃性のある笑みは、
ある種の狂気を感じさせるところがある。

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この凛とした眼の強さは、
おそらく小さい時からバレーをして来た事が、
大きく反映しているだろう。

表出する事を、鍛えられて来た者の表情であり、
素人の天然である《6流》の美ではないのである。

そのことは《1流》美人の典型である仲間由紀恵が、
沖縄の伝統的の琉球舞踊(宮城流)の免許をもっていることとも、
通低するのである。

両者とも、ハイアートの表現者であり、
その他の大勢と同調して生きているのではなくて、
一人の個人として自立して、他人とは別の存在として、
主体が、切り出されているのである。

天然の《6流》では凡庸になるのであって、
クラシック・バレーや、伝統的琉球舞踊で鍛えられた者の美しさこそが、
鑑賞に堪える美人の美しさなのである。

米倉涼子28.jpg
 
《象徴界》の人格。
《想像界》、《現実界》はない。
人格としてはやや特異な人である。

これで固体美人だと問題があるのだが、
この人は気体美人。

象徴界の気体美人と言うのは、私は初めて見つけた人である。
男性だと、哲学者のミシェル・フーコーがいる。
どこかで、目つきのアグレッシブな面で共通するところがあるというのは、
うがち過ぎではあるが・・・。
フーコー.jpg




タグ:米倉涼子
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コメント 3

丈

米倉涼子とミシェル・フーコーを鑑賞の対象として結びつけうる方法をもっている人は、私の知る限りヒコさんと「身体意識」で大人物を批評する、高岡英夫氏のみです。
by (2008-06-12 21:30) 

ヒコ

丈さん、ありがとうございます。ほめられているのか、あきれておられるのか、分からないところがありますが、高岡英夫氏の影響はありませんが、とんでもない人みたいですね。
by ヒコ (2008-06-16 20:12) 

Asako

初めまして。
偶然こちらのページにたどり着きましたが、
美人論が、あまりに興味深く、一気に読ませていただきました。
今後も、「美人論」楽しみにしております。
by Asako (2008-07-20 00:49) 

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