ウル・ライカ [デザイン論]
1913年製作です。
「Ur」とはドイツ語で「最初の」を意味するので、つまり最初のライカカメラの試作機です。
暗室で35mm映画用フィルムを詰め、その2コマを1コマとして使用するものだそうです。
私の方は、この美しさに感動します。
《想像界》の眼で《41流》のデザイン的エンターテイメント。
《象徴界》の眼で《41流》〜《超1流》の重層的表現でデザイン的エンターテイメント。
《現実界》の眼で《41流》。
現実界のデザイン。
液体デザイン。
《41流》のデザイン的エンターテイメントなのです。
ですから今日のライカR9と比較すると、
《41流》では同じですが、デザイン的エンターテイメントと真性の芸術の比較ということになります。
Ur Leicaの方は実体的で、手で持てば掴めるという現実感がありますが、
LeicaR9は、《非-実体性》があって、手で確かに掴めるという、そういう手応えがありません。
Ur Leicaの方は、合法的で、つまり社会的理性的な正しさがありますが、
LeicaR9は《非合法性》があって、しかも《退化性》までがあるので、間違っている様な、嫌なヤバい感じがあります。
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