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ポスター作品/琴平プロジェクトこんぴらアート2008(加筆2) [自作紹介]

皇居大画像建築学会A2完成.jpg

明日、日本建築学会での発表に使うポスター作品です。
A2のサイズのポスターを2種類貼る事が、義務づけられています。
A2のサイズのポスターを、帆風という出力センターで、
インクジェットで出すと、1万円を超えます。

発表そのものは、パワーポイントで行います。
発表時間は4分。
そして質問と討議が4分。

学会と言うのも、凄い量の発表ですから、
時間は短いのです。

しかし実際に準備して行くのは、
決して楽な事ではありませんでした。

さて、皇居美術館空想という作品ですが、
皇居美術館だけ見ると右翼と思われますが、
私自身は、いわゆる右翼ではありません。
それこそ福田和也さんなんかとも、精神構造が違います。
ここで右翼論を展開したくないので、
結論だけを言えば、私自身は元左翼、それもノンセクトラジカルであって、
右翼ではありません。

右翼ではない証拠は、
皇居美術館の次のペアーになる作品は、
全人類の美術史から《超1流》の作品を集めた
《帝国美術館》を、ブッシュが2001年にマンハッタンに建設したという
サイエンス・フィクション作品です。

なんだ、ブッシュならば、
やはり右翼で、
帝国主義者だと、言われそうですね。
この作品も不評でしょうね。

やっている事は、
しかし何の事は無い、
日本美術史と、世界美術史を、
私なりに向き合って、《超1流》の作品で集約しようと言う、
2つの巨大美術館の空想プロジェクトです。

この全人類美術館の作品も、何とか第一弾段階を今年の、
12月に四国の金比羅様の麓の会場で発表したく思っています。
まあ、しかし大変なので、入り口だけが間に合う程度でしょうね。

さて、その皇居美術館についている、「《象徴界》の設計」とも言うべき、企画文です。
「象徴の設計」(1976年、文藝春秋)というのは、明治の政治構造を書いた松本清張の傑作小説です。

私の「《象徴界》の設計」は、
下にポスターのような文字の作品として作っています。
これはコンセプチュアルな作品なのですよ。
これも多くの人は嫌う作品でしょうが、
私はこの手の作品が好きなのです。

皇居美術館/建築学会完成-.jpg

こういう文字もの、さらに皇居ものの作品が、嫌われる理由は分かります。
特に最近は、自己愛性人格障害について考えたので、
強引に言えば、
多くの人が、結局《自己愛》に捕われているから、
こういう作品は、不愉快なのだろうと思います。

《自己愛》というのは、前に書いた様に自己破壊に結果するものなのですが、
そのことが、なかなか理解する事は出来ないものなのです。
それは実は日本社会そのものも、《自己愛》が破壊して来ているのです。
そしてこの《自己愛》の生み出す破壊を、
誰も止められないのです。

現在の日本社会の衰弱と混迷に対する、真剣な解決策を、
私なりに現代美術作品として提示したのが、
この皇居美術館と芸術憲法の制定の提案です。
しかしこれも、あくまでも空想作品としての提示です。

私の本を読んでくださった椎名節さんは、
この皇居美術館構想を支持してくれました。
椎名節さんは、美術手帖の古い編集長です。

真面目に読んでくれる人は、
少しは理解してくれるのですが、
しかし現実においては、
理解してもらうのも難しいことは、私も分かっています。

さてさて、
全人類美術館=帝国美術館の作品も、何とか第一弾段階を
今年の12月に間に合わせようと言うのが、
四国の金比羅様の麓の会場での展示企画です。

ここで帝国美術館と、皇居美術館の展示をしたいのです。
この部屋の天井高さは7メートルです。

琴平公会堂72.jpg
琴平公会堂72**.jpg

立派な建物ですが、これが琴平の公民館です。
広島で一泊してから、この会場を見に四国の琴平に行って、
一泊して来ます。

天井高さ7メートルで100畳あるので、ちょっと広過ぎるし
まあ、独りでやれるものかどうか?
それを見に行きます。
下のは、その琴平プロジェクトの概要です。

8/31/08

【下をクリックしてください】

琴平プロジェクトこんぴらアート2008 概要

< 事業概要 >

なぜ今、地方に、元気がないのか?

それは地方に魅力がないのではなく、その地方にしかない魅力や

可能性を十分に活かしきれてないために起こっていることかもしれない。

ご周知のように現在、香川県は瀬戸内アートネットワークの拠点になっている。

アートの聖地とも言える香川県の中でも「こんぴらさん」の愛称で親しまれる金刀比羅宮文化ゾーンは、観光と伝統文化が息づく地域である。

その地域や環境と共鳴して屹立する芸術作品との出会いは、体験することでしか得られない感動となる。場所へ赴いてしか体験できないことに価値を見出す。それは今、最も刺激的かつ成熟した、アートの楽しみ方である。また、各地の事例から、社会参加の一つの方法としてアートが機能していることが見えてくる。

この動きと共振し、加速させることを目指し、歴史文化と伝統の観光地「琴平」で、アートプロジェクトを実施する。

金刀比羅宮参拝道の参道石段92段目に位置する老舗旅館「虎丸旅館」と昭和7年に建造された門前町にふさわしい木造日本建築「公会堂」が、『琴平アートプロジェクトこんぴらアート2008』展の会場である。近代日本の風情が残る老舗旅館と琴平町公会堂に、現代アートをとけ込ませることにより、日本の過去・現在・未来が見え隠れすることだろう。

■ 事業名称 『琴平プロジェクト_こんぴらアート2008

 

■ 実施時期 A 20081212日(金)- 14日(日)3日間

B 本格的なアートプロジェクト2009年 〔未定〕 

パイロット展を実施し、その経験をもとに計画書に盛り込み2009年本格的な実施計画書を策定し、実施する。

■ 2008年会場  【メイン会場】虎丸旅館 、琴平公会堂

■ 参加者 作家 14-18名の予定 およびその他

      *参加費 35000円 助成手続き中 助成後、会員謝金として同額を参加作家に支給。

 アートの視点から、琴平の宿泊集客と発信力の創造を目指す。そこで琴平にアイコンとなるアート宿をつくる。アート宿のプランは、具体的には、アーティストが部屋ごとに「アート作品のある部屋」を作り出し、作品の鑑賞、販売を行う。

  会期中3つのアートイベントを実施する。

会場 琴平町公会堂 、虎丸旅館


  1 トークシンポジウム 講師 五十嵐太郎氏

  2 アートクリニック ヨッチャンの部屋 in 琴平 講師 加藤義夫氏

  3 アーティストサミット 懇親会 


■イベント内容

12月初日12.13.14日 客室公開

【ヨッチャンの部屋 in 琴平】 (日時未定)

講師 加藤義夫 (インディペンデント・キュレーター、美術評論家)

【アーティストサミット_アート忘年会】 (日時未定)

   アーティストと参加者との懇親会意見交換など

【トークシンポジウム】 1214

       定員約300名 所用時間(60)

□講師: 彦坂尚嘉 + 五十嵐太郎(建築評論家) 

□場所: 琴平町公会堂

 

アート宿規約

■部屋タイプ14室、

希望作家の部屋を募集する。

募集締め切り 99日 別紙1応募要用紙参照

募集方法   詳細な作品プラン、作家プロフィール、記載したものをメールまたは郵送。

具体的な設置方法を打ち合わせ、事務局で内容を検討し、確定とする。

希望多数の部屋の場合、協議し、部屋の割り振りを決定する。

詳細は別紙2

 

■ 印刷物に関して

案内状: A4サイズ15000枚 制作
フリーペーパー: 協賛をとる 

入場チケット販売         

カタログ: 会期中に告知 予約募集

販売グッズ 以下は案

・ ポストカードセット制作 10名 5000枚 各500枚(100枚作家分割り当て)事務局制作

・他作家各自にて制作、販売可能 検討

・ 期間限定のお土産物のパッケージなど、地域に提案。

< 企画の効果・目的 > 

これは非営利のアートプランではなく、他の業種の方たちと価値を共有し、利益を分け合うアートビジネスプランに育てたい。

本年実施の『琴平プロジェクトこんぴらアート2008』は、パイロット展として実施する。

宿泊予約客には、記憶にのこる特別な体験の提供を行うことで、琴平への観光コンテンツの開発に導く。

·          琴平初の現代アートのプロジェクトによる新たなタイプの観光宿泊客の増員。

·          全国的な知名度のある琴平を先進的なアート活動の発信地としても情報発信

·          アートプロジェクトによる地元、県外、海外など多様な人的交流促進

·          このプロジェクトは心や感受性の豊かさの復権を目指す。

·          地域文化と交流する機会を通じ、アート作品・作家への認知へつなぐ。

<訴求対象>

一般観光旅行者

国内外の現代アート関係者

(コレクター、一般のアート愛好家、評論家、美術館関係者、アーティスト、

大学生、)

全国のプロジェクト参加者

全国の行政機関 ( 経済産業省、文化庁、国際交流基金、ほか)

<訴求地域>

アートネットワークを中心としたエリア

日本全国はもとより広く海外。

 

本件に関するお問い合わせ

 
 
 

 

 

 


 

ギャラリーアルテ

梅谷 幾代

763-0022 香川県丸亀市浜町115-9

℡/FAX. 0877-21-5604

arte@mti.biglobe.ne.jp



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素人の自画撮り動画

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by 素人の自画撮り動画 (2011-06-27 07:48) 

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