ハイアートとローアート(6) [アート論]
深川いっぷくで、『深川百人百色だるま』展を見る。
白濱雅也さんのだるま、良かった。
2つあのるのだが、後に作った白黒の人の顔がたくさんあるのが、
良い。
彼は作品がどんどん良くなっている。
伊東直昭さんのは、展示前に既に見ていたが、
「火だるま」が、人気が出ていた。
人気投票が行われていて、高得点を取っているのだ。
地獄の犬の様な作品もすごくて、
この人の狂気の深さはどこからくるのだろうと、
温和な表面からはうかがい知れない人間の心理の闇を見る思いがする。
ぬいぐりみアーティストのミヤタケイコさんは、
あいかわらず31流の作品で、
なかなか良い。
正確に分析すると、
ローアートである。
31流の、3流の6流。
気体美術、もちろん想像界の美術。
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深川いっぷくで、
音楽家のバンドウジロウさんにお会いした。
かれのお経の音楽CDを聴かせてもらった所、
これが《超一流》で、
しかも3界同時表示、3様態同時表示で、すごい!
大傑作である。
これはメジャーでもヒットする名曲。
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太田丈夫さんの作品を白濱万亀さんに
見てもらった所、受ける。
太田さんと飲む。
木工所の古川さんの所に行って、
打ち合わせ。
浅香さんと皇居美術館の打ち合わせ。
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ようやく見えて来た。
昨日は紙の作品を持って行って歩いたので、
別の用事で会った浅香文恵さんや、白濱万亀さんに見せて反応を取ったのだが、
万亀さんが、現実界の作品に拒絶を明確にするのは、
ご主人の雅也さんと同様で、面白かった。
さていろいろあって、
結論的には、
固体美術と、現実界の組み合わせが有効。
そこで固体美術で、現実界、
しかも《41流》《41流》《41流》の作品に
バージョンアップしたのだが、
これが良かった。
つまり私の基本は、
創造界、象徴界、現実界の3界同時表示
固体/液体/気体美術の3様態同時表示。
それに《超一流》《超一流》《超一流》、
あるいは《41流》《超一流》《超一流》
こういう総合作品が基本だが、
ばらした作品も制作することを考える。
そうした時に、
固体美術と現実界の組み合わせ。
さらには
気体美術と想像界の組み合わせが、
うまく行くことを発見したのである。
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