シャバンヌ/短編(加筆2) [アート論]
《想像界》の眼で《超1流》
《象徴界》の眼で《超1流》
《現実界》の眼で《超1流》
《想像界》の眼で《1流》
《象徴界》の眼で《1流》
《現実界》の眼で《1流》
知ってはいたが、いままで興味を持ってこなかった。
白濱雅也さんが最近興味をもって、聞いて来たので、
見たが、面白かった。
ロックバンドのジャーニーのような、《1流》だけの組み立て。
《象徴界》に多層的重層性がない。
奇妙な薄さが、面白い。
上の絵画は《超1流》だけで、単層品。
他のものが無い。
奇妙なスカスカさがあって、ひかれる。
しかも、真性の芸術作品である。
モダニズムと、その反動が、
同時表示されている作家。
人物も同様なオール《1流》の単層の人。
以前はもの足りなく通り過ぎていたのですが。
盟友モローと比べるとその薄さがわかります。一方でナビ派に影響を与えていくという近代的な洗練も感じられます。
http://www.mitumine.gn.to/paris4/moro.htm
構図や色彩の厳格さにホッパーなどに通じるものも感じます。
by shirahama (2008-07-19 01:25)