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池田光弘の作品(加筆2) [日本アーティスト序論]

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《想像界》の眼で《1流》、真性の芸術。
《象徴界》の眼で《1流》、真性の芸術。
《現実界》の眼で《1流》、真性の芸術。

芸術分析的には、《1流》の真性の芸術であって、
満点です。
これは評価できます。

ただ、絵画構造的には液体美術であって、
つまり、言い換えれば近代美術であって、
一つ前の絵画であって、古いのです。

無いものねだりで申し訳ありませんが、
もう一つ新しい構造の絵画が、欲しいのです。

私見で言えば、液体の時代は終わって、
気体化した時代になっているので、
そうした絵画構造の作品を見たいのです。

これはシニフィアンの美術です。
これも古い要素の一つであります。

それと、私の選んだ作品はましなのですが、
他のものは、《大空間》が描けていなくて、息苦しく感じます。

押井守の映画の良さの一つは、《大空間》を描いている事ですが、
すぐれた絵画というものは、《大空間》を描く所にあると思います。
それが池田光弘の絵画には欠けている。

文句ばかり言って恐縮ですが、
芸術の要素というのは、8個以上あって、
むずかしいというか、たいへんなのですね。
特に絵画は、すでに優れている作品が沢山作られて来ているので、
評価する、水準が高いのです。

頑張って、成長してください。


タグ:池田光弘
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