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フィンランドの銃乱射男 [心理学]

学校で銃乱射、10人死亡

=容疑者の学生は自殺−フィンランド

 【ロンドン23日時事】フィンランド西部カウハヨキの職業訓練校で

23日、銃乱射事件が発生し、少なくとも10人の学生が殺害され、

3人が負傷した。フィンランド公共放送が警察当局者の話として伝

えた。
 英メディアなどによると、事件を起こしたのは、訓練校の男子学生

マッティ・ユハニ・サーリ容疑者(22)。

犯行後、銃で自殺を図り、病院に運ばれたが、間もなく死亡した。
 サーリ容疑者は、犯行前にインターネット動画投稿サイトの

「ユーチューブ」に自身がピストルを撃つ場面の複数の映像を投稿。

それらに関し、警察当局が22日に聴取したが、それ以上の措置は

取られていなかった。同容疑者は短銃の仮免許を取得していたという。

(2008/09/24-01:31)

出典/http://www.jiji.com/jc/zc?k=200809/2008092400039&rel=y&g=int

フィンランドの銃乱射男.jpg

犯人の顔を彦坂の言語判定法で測定すると、

《想像界》の眼で《8流》。

《象徴界》の眼で《8流》。

《現実界》の眼で《16流》。


気体人間。

《現実界》しかない人格。

《自己愛》性人格障害をもっている人。

 

私に印象的なのは、《現実界》しかない人格の人である事と、

《16流》という崩壊領域を持っていることです。

世界的に、こうした無差別殺人が起きて行く所に、

この情報化社会の中での気体人間の人格崩壊の様相が出現しています。

そういう意味で見ると、

これもテロですから、テロの時代というものの病の深さが見えます。

人格崩壊のくい止める方法は、

晩年のラカンが主張したサントームという第4の環です。

私見では、これが芸術の重要な機能です。

つまり芸術には崩壊をくい止める第4の環の役割があります。

こういう風に見ると、

美術家に《自己愛》性人格障害者が多いというのは、

人格崩壊の危機に瀕して、

芸術家になることで、この崩壊を食い止めようとしている人々が、

逃げ込んできているからだと言えます。



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