新幹線のデザインと格の差から見る芸術の構造(改題2加筆3) [アート論]
新幹線のデザインは、
面白いサンプル性を持っています。
すでに載せたN700シリーズは、《41流》でしたが、
その前の700シリーズは、《31流》なのです。
さらに800シリーズは、《21流》なのです。
新幹線N700系電車、《41流》
新幹線700系電車 《31流》
新幹線800系電車 《21流》
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新幹線の場合、
《想像界》《象徴界》は11流で共通です。
正確には《象徴界》は、《3流》と《11流》です。
《3流》というのはポップスの領域で、いわゆる流行歌のポップスは、
《3流》です。
《11流》と円環関係になっているので、
《3流》というのは、コミュニケーション領域と考えられます。
交通にしてもコミュニケーションにしても、
どちらも交通の領域なのです。
《11流》というのは交通領域ですから、
つまり《想像界》《象徴界》は、
この電車という交通領域と深く関わっているのです。
そしてこのデザインのシリーズ化においては、
《現実界》だけで、格を変えているのです。
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では、交通の道具というか、
例えば自動車も《想像界》《象徴界》というのは、
11流なのでしょうか?
これはトヨタの高級車レクサスですが、
《想像界》の眼で《超1流》のデザイン的エンターテイメント。
《象徴界》の眼で《超1流》〜《7流》のデザイン的エンターテイメント。
《現実界》の眼で《超1流》デザイン的エンターテイメント。
《象徴界》のデザイン。
気体デザイン。
つまり自動車では新幹線のようには交通領域の《11流》が
現れてこないのです。
他のものではどうでしょうか?
自転車を見てみます。
《想像界》の眼で《11流》のデザイン的エンターテイメント。
《象徴界》の眼で《11流》のデザイン的エンターテイメント。
《現実界》の眼で《6流》のデザイン的エンターテイメント。
自転車では《11流》が出て来ます。
では他の乗り物も見てみます。
飛行機です。
《想像界》の眼で《11流》のデザイン的エンターテイメント。
《象徴界》の眼で《11流》のデザイン的エンターテイメント。
《現実界》の眼で《6流》のデザイン的エンターテイメント。
船はどうでしょうか?
《想像界》の眼で《11流》のデザイン的エンターテイメント。
《象徴界》の眼で《11流》のデザイン的エンターテイメント。
《現実界》の眼で《6流》のデザイン的エンターテイメント。
オードバイの見てみます。
《想像界》の眼で《11流》のデザイン的エンターテイメント。
《象徴界》の眼で《11流》のデザイン的エンターテイメント。
《現実界》の眼で《3流》のデザイン的エンターテイメント。
もう一つ別のオートバイを見てみましょう。
ハーレーダヴィットソンです。
《想像界》の眼で《超1流》のデザイン的エンターテイメント。
《象徴界》の眼で《11流》のデザイン的エンターテイメント。
《現実界》の眼で《超1流》の真性の芸術。
ハーレーは、乗り物という範疇を超えているのですね。
しかも真性の芸術になっています。
ダミアン・ハーストの作品と同じというか、
それよりも上という代物なのです。
そうすると自動車のレクサスも、
実はトヨタの高級車であって、
乗り物であることを超えているから、
《11流》が出てこなかったと言えるかもしれません。
別の自動車を見てみます。
三菱のミニカという軽自動車です。
《想像界》の眼で《11流》のデザイン的エンターテイメント。
《象徴界》の眼で《11流》のデザイン的エンターテイメント。
《現実界》の眼で《6流》のデザイン的エンターテイメント。
こうして、乗り物であるというものは、
基本は交通領域の《11流》が出てくると言えます。
しかしレクサスやハーレーのように、
単なる乗り物という範疇を超えてしまったものは、
《11流》性がなくなると言う事が起きてくる。
つまり乗り物には《11流》のものと、
レクサスのような《超1流》のものがあります。
ということは美術や芸術で考えると、
何故に《6流》のデザイン的エンターテイメント的な作品、
たとえばすでに別の日に論じたようにティツアーノが、
《6流》のデザイン的エンターテイメントであって、
もう一方のレオナルド・ダ・ヴィンチが、
《超1流》であるか、
その2つがあるかを説明できることになります。
つまり、美術の基本は、
《6流》のデザイン的エンターテイメントであって、
レオナルド・ダ・ヴィンチの作品の場合は、
単なる美術の範疇超えてしまっているのです。
ですから、物事には、範疇内部のものと、
範疇を超えてしまったものがあるのです。
こういうことから、美術の範疇とは、
《6流》のデザイン的エンターテイメントなのです。
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by 即プレイOK (2012-06-06 06:09)