ウッドペインティング(画像追加1改題) [自作紹介]
これは木目の色を変えて、作品にしたものです。
木目は、既製品で『素材事典』というのがありますが、
そこにある木目画像を使っています。
加工そのものも、あくまでも彦坂尚嘉流の美意識による変形です。
《想像界》の眼で《超1流》の真性の芸術。
《象徴界》の眼で《6流》のデザイン的エンターテイメント。
《現実界》の眼で《超1流》の真性の芸術。
木目を使うことに対しては、
1969年に使った時から、批判を浴びています。
私から見れば、その批判は、まったく的外れの迷信によるもので、
私自身は、意思を変える必要を認めません。
批判を浴びると言うのも、試練であって、試練に屈していては、
何もできません。
特に、たいへんなCG操作はしていないのですが、
まあ、かなり絵画的な作品になってしまいます。
私自身は、小さい時から病弱で、始終布団に寝て、
木目の天井を見つめて生きて来たのです。
私自身は、神秘主義に大きな影響を受けて来ていて、
その葛藤はありますが、
なによりも尊敬するのは、エックハルトです。
このドイツ神秘主義者は、「木目を見つめれば、木目になれる」と
書いています。
エックハルトは、1260年に生まれて、1328年頃に死んでいます。
エックハルトはその教説のゆえに異端の告発を受け、
異端審問を待つ間に、没します。
その死後 1329年、エックハルトの命題は異端の宣告を受け、
著作の刊行・配布が禁止されます。
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