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はてなタクシー [ロック]

はてなタクシー.jpg

清水誠一さんには、2人娘さんがいる。
そのお嬢さん2人が、ロックバンドを作ったと言うので、今晩見に行った。

ロック・バンド「 ?TAXY(はてなタクシー)というものです。


渋谷屋根裏という、ライブハウスで行われたのです。

場所は、渋谷スペイン坂を上がり、映画館ライズの角を左折してすぐ。

http://shibuya-yaneura.com/

 

1021(Tue) Open6:00pm Start 6:30


6バンドが出演し、?TAXYは、番目でした。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

6バンドが出たのですが、

最初のバンドが、《8流》で、ひどいしろもの。


2番目が、《7流》で、ユニクロ的なおもしろさで、聞けた。


ユニクロは《7流》なのです。

《7流》はビジネス領域です。

 


3番目が、《6流》で、一人での演奏で、けったるい。

《6流》は自然領域。

自然は、けったるいのです。


4番目が、はてなタクシーで、《3流》バンド。

《3流》というのは、ポップスで、コミュニケーション領域。


一緒にやっているKOBAさんのギターが《3流》でよかった。

それとヴォーカルのKIKAが、なかなか《3流》で、ポップスしていて良い。

清水さんの娘さんのNAKANOが、きちんとベースを弾いているので驚く。

SAEさんのドラムも、思ったよりも巧くて驚かされた。

SAEさんのヴォーカルは、まあ、巧いものではなくて、

彼女のおっぱいは大きいので、バギーっと、服をひっちゃぶいて、

おっぱい見せてくれると良いのに、と、そういうひどい事を考えながら、

見ていた。

 

彼女の昔の映画で、ヌードを見せられて、その大きなおっぱいに驚かされた

記憶ゆえの、まあ、馬鹿な思いでありました。

もちろん、そういう猥褻な夢想は満たされる事無く、

無事に、頑張った最初のライブが終わったのです。


次の5番目のバンドは、《2流》バンド。

これは巧かった。

《2流》は技術領域。

ボーカルとドラムが《一流》で、素晴らしい!


6番目のバンドは《1流》で、

演奏は良かった。

《1流》は社会的理性領域。

ヴォーカルが駄目だが、ギターは、良かった。

ベースも良かった。


久しぶりにライブハウスでの若い未熟バンドを聞いて、

けっこう、落ち込んでしまった。

なんというか、表現が生々しくて、

 

身につまされるのだ。


まあ、表現はむずかしい。

しかし、こっちは歳だから、

もう、見切ってしまって良いのではないのか。


最近は芸術分析の蓄積もあるのだが、

けっこう、腹がたつというか、

結局は、最後には通俗に至りつく世界が、

嫌になっている。


しかし、思いっきり通俗で良いのではないだろうか。

人間の存在は、極めて迷妄である。

どうやら文明は《21流》に至りつくようである。


観客は通俗である。


観客に向けて表現をする限り、

最後は通俗な視線にさらされるしかない。


ならば、通俗に徹する事で、

通俗に背理する地点にトンボを切って着地して行くしか無い。


あらゆる意味で、通俗と交差しつつも焦点を決してあわせないことしか、

トンボを切る場所はない。



善くも悪くも、

乱暴に見切る時が来ていると思う。


出来るだけ粗雑に、

乱暴に見切る。


服は引き裂き、

おっぱいをむき出しにして行くのが、

正しいのではないだろうか。

音楽の本質などは、いらない、と、

見切って、トンボを切る。


音楽の本質は消失したのである。

美術の本質も、消滅したのである。

残っているものは、愚劣な通俗だけなのである。

消失を受け入れれば、その愚劣な通俗の中に、

音楽や、美術の本質が成立する場所が現れる。



 Second Live

1118(Tue) 三件茶屋Heaven’s Door 詳しくはインターネットでお調べください。


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