狂言面 [アート論]
◇国立能楽堂開場25周年記念◇ | |||
国立能楽堂コレクション展 | |||
~能の雅 狂言の妙 |
昨日が今回の旅行最終日。
吉野から奈良県立美術館へ行きました。
奈良国立博物館では正倉院展が初日で、混雑しています。
正倉院はすでに何回も見ているのでパス。
正倉院の御物は1点を除いては《1流》品であって、
《超1流》品は、玉虫の厨子だけです。
奈良県立美術館で、
国立能楽堂コレクション展を見る事にしました。
能衣装は《1流》品だけで、《超1流》はありません。
それはすでに知っていましたが、今回も再確認。
しかし能面には、《超1流》や《41流》があるのです。
能面展はすでにいくつか見て来ていますが、
国立能楽堂のコレクションは、
まだチェックしていませんでした。
今回見ると、
能面では3面見つけました(最後にリストあります)。
そして最大の収穫は狂言面に2面見つけた事でした。
そもそも狂言にすぐれた面があることも知らなくて、
今回の2面は大変に貴重な発見でした。
細かい事ですが、
能面/狂言面の《象徴界》が、
デザイン的エンターテイメントであることも、
新発見でした。
それと能面/狂言面は
《ローアート》で、
《気晴らしアート》であると言う事です。
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真蛇(カタログ番号9)
《想像界》の眼で、《41流》の《真性の芸術》
《象徴界》の眼で、《41流》のデザイン的エンターテイメント。
《現実界》の眼で、《41流》の《真性の芸術》
固体美術、《想像界》と《現実界》の美術。
《ローアート》《気晴らしアート》
大喝食(カタログ番号13)
《想像界》の眼で、《超1流》の《真性の芸術》
《象徴界》の眼で、《超1流》のデザイン的エンターテイメント。
《現実界》の眼で、《超1流》の《真性の芸術》
固体美術、《想像界》と《現実界》の美術。
《ローアート》《気晴らしアート》
獅子口(カタログ番号26)
《想像界》の眼で、《41流》の《真性の芸術》
《象徴界》の眼で、《41流》のデザイン的エンターテイメント。
《現実界》の眼で、《41流》の《真性の芸術》
固体美術、《想像界》と《現実界》の美術。
《ローアート》《気晴らしアート》
■狂言面
登髭(カタログ番号96)
《想像界》の眼で、《超1流》の《真性の芸術》
《象徴界》の眼で、《超1流》のデザイン的エンターテイメント。
《現実界》の眼で、《超1流》の《真性の芸術》
固体美術、《想像界》と《現実界》の美術。
《ローアート》《気晴らしアート》
ふくれ(カタログ番号100)
《想像界》の眼で、《超1流》の《真性の芸術》
《象徴界》の眼で、《超1流》のデザイン的エンターテイメント。
《現実界》の眼で、《超1流》の《真性の芸術》
固体美術、《想像界》と《現実界》の美術。
《ローアート》《気晴らしアート》
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