作品の販売/「深川ラボ」と「深川いっぷく」(部分削除) [アート論]
(私信につき、削除)
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上のメールは、先ほど来たもので、
期待していなかったので、うれしかったです。
感謝であります。
補足[上の削除したメールは、作品が売れたと言う報告のメールでした。
数点の作品が、売れたというものです。]
「深川ラボ」についても、何回かここでも書いているのですが、
この不景気に、しかもディーラー経験も無い、
素人の白濱雅也さんの画廊です。
内装も、安普請です。
芸術的に高品質の作品で、小さいものを、低価格で販売しようとは、
していて、白濱雅也さんも、頑張っている。
私も応援していますが、
しかし、どうなるか分からない。
そしてまた、改めて、作品を作る事、売る事のむずかしさを、
考えさせられます。
私の「動物的なエネルギー」という作品も、
売るものを作らなければならないのに、
作り始めると、真面目にコンセプチュアルに仕事をしてしまって、
深川の地元の人は、絶対に買わないものになってしまいました。
しかし、本人は、気に入っていただけに、買っていただいた方に感謝です。
連作で数点あるので、お近くに行かれたらば、見て下さい。
田嶋奈保子さんの小品も、《第41次元》の作品で、
良く出来ています。
あと、伊東直昭さんの作品が《第41次元》で、非常に良いものです。
実力が出て来ていて、作家として、良い感じです。
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後、「深川いっぷく」の方に、小さな貸し空間を借りて、
作品を置き始めているのですが、
これは、かなり悩んでします。
悩んでいることもあって、
まだ、充分な展示になっていません。
私の《アートの格付け》で、
レディメード・オブジェを、《超次元》や、《第41次元》に格を上げてしまう、
という作品で、今までも、小規模には試みているのです。
デュシャンの影響下ですし、
そしてジェフクーンズ、さらに中原浩大/村上隆の続きではあります。
なにしろフィギアというか、置物用に小さな人形の作品です。
レディメードの、しかも100円ショップで売っているものを使って、
それが《第6次元》であるのを、《超次元》や、《第41次元》に上げるという
格上げアートなのです。
格上げアートとして見てくれれば、その限りではオリジナルなのです。
実は、昨日も、ダイソーに行って、気に入った犬の人形を4体買って来たのです。
何でも良いのではなくて、
自分が選んで、気に入ったものでなければ、真剣に格上げアートをする事は出来ません。
格上げアート自体は、面白いのですが、
危惧は、観客には、分からないだろうという、そういう鬱々とした気持ちです。
とにかく普通の人の目で、分かるものではないので、
これも、悩みは深いのです。
どうしても、制作に、自分の方法の誠実な適用が必要で、
そうすると、売ると言う面では、むずかしいのです。
認識のためには、間口を広げるのは良いのですが、
世間体や、売るということになると、
もっと作品を絞りこまないと、むずかしいですね。
このことも、もう一度考えてみます。
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