SSブログ

奈良美智氏逮捕 [歴史/状況論]

NYの駅に落書き、
ポップアートの奈良美智氏逮捕

米芸術系誌「アート・イン・アメリカ」(電子版)は9日までに、大きな瞳の少女の絵で知られるポップアート作家、奈良美智さん(49)が先月末、米ニューヨーク市内の駅で落書きをしたとして逮捕され、2日間市内の施設に拘置されたと伝えた。

 それによれば、奈良さんは先月27日、マンハッタンのユニオン・スクエア駅構内で、友人2人の肖像を落書きした。翌日は市内で開催中の作品展の初日だったという。

 奈良さんはかわいらしいがひねた表情を持つ少女の絵で有名。ニューヨーク近代美術館(MoMA)などに作品が収蔵されている。(時事) 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
上記情報は、 暮沢剛巳さんからいただきました。
たいした事件ではありませんが、おもしろいですね。

私は、むかし、寺山修司が、他人の家を覗き見して逮捕されたことを、
思い出しました。

それと、当たり前ではありますが、
奈良さんの中に、キースへリングのような、
グラフィティや、ヴァンダリズム的な面があるのですね。


nice!(0)  コメント(13)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

nice! 0

コメント 13

ルブタン

奈良さんのblogでは、描きたい衝動が急に襲ったみたいな事が書いてありましたが、私にはあまり理解出来ません。最近東京でも力士シールなるものが話題になってますが、キースへリング、バスキア、バンクシーなどようなグラフィティーアートは警察に捕まる恐れのあるなどさまざまなリスクを背負ってまでなぜ外で表現したいのか、まったくその心情とゆうか表現がいまだに理解出来ていません。こんな私が少しでも理解できるような話があればお聞かせください。
今回の奈良さんの事件はとくに、なぜこんなに有名なのにあんなことをと、ちょっと残念でした。

by ルブタン (2009-03-11 15:26) 

じゃむ

どこで読んだかは忘れてしまいましたが、奈良さんが酔っ払っていたという話。
酔っ払っていたと一言に言っても、色んな程度の酔っ払いのレベルがあるのでいかがでしょうかね。
こういうのは、本当に本人にしか真実は分からない話だと思いますが。
本人は反省していて、今後は落書き帖(?)みたいなノートを持ち歩いて描きたくなったら、それに描くというらしいですから、奈良さんにはグラフィティやヴァンダリズム的な要素はないと思います。
ルブタンさんが名前を出されているキースへリング、バスキア、バンクシーなどは、やはり基本的には警察に捕まるかもしれない・・・だけどって事で行っている行為なので、奈良さんの行った行為と比べることが既に違っているかなとも思えるのです。
奈良さんは、ギャラリーに描かされているという気がして、追い詰められて爆発し、自分はギャラリーや金のために描いているのではないのだという気持ちが溢れ出た・・・の結果だと思いますが、なにかそういった発散場所が欲しかっただけなのではないでしょうか。
奈良さんは路上アーティストということで活動しているわけではないので、結局はギャラリー、美術館、コレクターのもとに作品が収まってしまうというのが現実。
もう、これだけ有名になった以上、本人が成りたくても(そう奈良さんが思ってないかもしれないけど)路上アーティストには成れないのが事実ですね。
by じゃむ (2009-03-12 20:40) 

ルブタン

じゃむサンお返事ありがとうございました、勉強になります。
by ルブタン (2009-03-13 12:22) 

じゃむ

ルブタンさま

勝手に思ったまま書かせていただきました。失礼お許しください。

私は、力士シールの話題を初めて知りました。
その後映像などをネットで見ました。
う・・・む、どう理解したら良いのでしょうかね。(^^;
でも、話題には色んな場所でなっているようですね。
教えてくださってありがとうございます。
しかし、力士シールと名前がされていますが、これを行っている本人は、力士シールと呼ばれることに対して、どんな風に感じているのかなと思います。
経済不況、野蛮な事件などばかりが目立って仕方のないこの世の中に、少しは不思議ちゃん的なムードが流れても良いよなとも思いました。
作っている本人には無意味なはずは無いでしょうけど、見る人たちにとって無意味(そう)なもので、分けが分からないのに、一瞬でも、ぷぷぷっと噴出してしまいそうな、そんなものが、この世の中に存在しても良いではないかと。
比べる所ではないかもしれないですが、面白くない芸能人の一発芸とか、自分をお金持ちだと言い「セレブ」と紹介されて喜んでいるような芸能人や容姿だけで中身ゼロな歌手の幼稚さや、オンチな歌などに比べると、こっちの方(力士シールその他無名の作家達)が断然に面白く興味深いと思えます。
by じゃむ (2009-03-13 19:11) 

ルブタン

じゃむサン再度お返事ありがとうございます。
じゃむサンの言っていることは凄くわかります。ですが、私もつい最近ネットで力士シールのことを知ってすぐに奈良さんのあの落書き事件でした。私は落書きにいいイメージが全くいので、力士シールも例に出したキースへリングやバスキアやバンクシーなども描くもの自体には人を魅了するものがあると思うのですが、外に描いたら結局私には落書きでしょとしか思えないのです。なのでグラフィティ、バンダリズムと言われてもよく分からないんです。それらがアートとなる部分をこんな落書き嫌いな頭の堅い私にもわかる説明などあれば助かるのですが、、よろしくお願いします。
by ルブタン (2009-03-13 21:47) 

じゃむ

ルブタンさん

力士シールの人は(現在の所)無名の人ですよね。
後に(有名になったので??)本人が名乗り出てくるのかもしれないですけど。
奈良さんは、有名な人ですよね。作品も高額で取引されている人。
そうしてみても、この二人は、比べることは出来ないかなと思います。
明らかに違う。無名の人を差別しているとか、有名人だから許すとかいう話ではありません。
奈良さんは例の事を後悔して、反省して、今後、ノートを持ち歩き、描きたくなったらソレに描くと言っている位ですから・・・例え作品を高く買われている同じ人の書いたものでも、アレは落書きになるのだと思います。
もし、誰かが例の奈良さんの描いたものを撮影して売ろうとしたり、壁を切り取って作品にして展示しようとするとか、そういう事をする人が居れば、大変にオゾマシく、恥ずかしい行為だと思います。
奈良さん本人も認めて反省している位ですから、あれは落書きですよね。(^^;

力士シールは、どうでししょうか。落書きではなく、落シール??
私も事情を良く知らないので何ともいえません。

特にグラフィティやバンダリズムの専門家でもないので。
頼りになる返答を出来なくて、ごめんなさい。
by じゃむ (2009-03-14 03:59) 

ルブタン

じゃむサンお返事ありがとうございます。
私のなかでは、落書きも力士シールもグラフィティもバンダリズム的なもの?も有名無名関係なく全部一緒で、違法で、なぜそれらがアートと呼べるようになるのかとゆうところなんですよねぇ 難しいです。。。

ご意見ホントありがとうございました。
by ルブタン (2009-03-14 04:51) 

じゃむ

ルブタンさん

これが最後のコメントになると思いますが、私が見ているのには近年グラフィティが美術館やギャラリーで展示されたりしています。
こうして、美術館やギャラリーで展示されるという形では、見る人たちがどう思おうと確実にアートの世界に入っているということになりますね。
法律上で言うと、外のものは違法ということになるでしょうね。
しかし時には外の建物の壁に描かれたものの中には、誰かしらから、注文をされて野外に描かれているという例もあるので、外に描かれたものが100パーセント違法というわけではないですね。
とにかく、美術館やギャラリーに入った形であれば、どんなグラフィティも落書きもアートと呼ばれることになるのは避けられないと思います。
by じゃむ (2009-03-14 19:51) 

ルブタン

じゃむサン何度もスイマセン。
そうなんですよね、私も違法でなければなんとも思わないんですけど、それらが認められて美術館などに入る前は違法性のあるもので、何故それらがアートに?ってところなんですよねえ、、、
ホント何度もありがとうございました。
よろしければヒコさんも助言していただけるとありがたいのですが、何でもいいので是非よろしくお願いします。
by ルブタン (2009-03-14 21:32) 

*

理屈をつけて語るとアートっぽくなってしまいますが、所詮あんなのは「手の込んだ落書き」と思いますけど?
by * (2009-05-15 11:19) 

ヒコ

ルブタン様
お返事遅れてすみません。失礼しました。見落としていました。
最初のコメントへのお返事です。
「キースへリング、バスキア、バンクシーなどようなグラフィティーアートは警察に捕まる恐れのあるなどさまざまなリスクを背負ってまでなぜ外で表現したいのか、まったくその心情とゆうか表現がいまだに理解出来ていません。」
 私は1981年にアメリカに1年留学で行っていたので、地下鉄の掲示板に描かれて本物のキースへリングをいくつも見ています。地下鉄の車両の内部も外部もグラフィティで埋まっている車両も、何回も見ていますし、乗りました。
 私見を申し上げると、アメリカ/イギリスというアングロサクソン社会がベトナム戦争に敗れるとことで、停滞し荒廃して、モダニズムの流れが終わります。そうするとロックですと、ガレージサウンドのラモーンズのような、パンクが出現します。それが美術で対応したのがグラフィティだったのであって、それは近代芸術=大文字の芸術の終焉の切れ目から吹き出た地下からの水蒸気だったのです。美術館や画廊というのは、近代の芸術制度でしたから、この制度の外に吹き出るのは、当然だったのです。
 グラフィティは、速く、そして安易に描けると同時に、描く個人の脳内リアリティをストレートに外に出すシニフィエ(記号内容)の表現として吹き出したのだと、私は思います。
 そしてこのグラフィティの流れは、実は情報社会の表現として普遍性を持っていて、いろいろな形で繰り返し反復されて出て来ているのではないでしょうか。
by ヒコ (2009-05-15 19:05) 

ルブタン

ヒコさん助言ありがとうございます。
未熟な私には少し難しいですが、勉強になりました。
有り難うございました。
by ルブタン (2009-06-14 03:37) 

ギャルもいるよ

若妻から熟女まで 当店選りすぐりの女の子達と禁断の不倫感覚(*´ω`) http://www.fgn.asia/
by ギャルもいるよ (2012-08-10 16:11) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。