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著名ブロガー死亡相次ぐ [歴史/状況論]

あとで、自分の意見を書きます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アメリカでは死者が出るほど、ブロガーが加熱しているというのは、
驚く。
今やブログ運営はハードワークなのだ」というのだが、
私自身は、ハードワークという所までは、やっていない。
作家活動そのものがハードワークで、むしろブロガーをやることで、
自分自身の感性の活性化と、そして芸術理論の展開を獲得できてきて
いて、自分には合っていると思っている。

「神経が参ってしまって病院にいく事になりそうだ」「耐えられない」
という事は無いが、しかし今、一番の人気のアーティスト、たとえば、
やなぎみわを、【B級美術家】と書く事は、それこそ美術雑誌から、
美術館の学芸員、さらには批評家やジャーナリスト、そしてNHKまで
敵に回す事になるかもしれないので、私のような恥じ知らずで、
無神経は人間でないと、出来ないのかもしれない。
しかし、もともと言論や芸術というのは、ソクラテスや、エックハルト、
レーニーブルース、そして千利休や古田織部、松本俊介や井上長三郎、
ショスタコーヴィチ  のように、命がけなのです。

命がけで、芸術や言論に努力を注入できるという事自体が、
恥じ知らずで、無神経でないと、出来ないのです。
多くの人は、世間体を気にして、全力で他人に良く思われる事を、
望んでいる。そのためには平気で嘘をつく。こうした事が、
決して悪いのではなくて、それが自然であり、普通なのです。

しかし普通や自然で、芸術家や言論人は出来ないのです。
命をかけて、芸術や言論を追求する。
だから、アメリカのブロガーが、死んでいるというのも、
まともな事であって、見習わなければ、いけないのです。

「米国ではすでにブログが通信社に匹敵する存在にまで成長している」
というのは、すごい事だと思う。
私自身のこの《第41次元》のブログも、1人美術雑誌というつもりは
あったが、そういう事が可能だと知ると、なおさら、力を入れて行きた
くなる。
メディアとしての可能性を、追求する余地はまだまだあるので、
努力するともりです。

「異なる意見は受け入れたいのですが、かなりひどい嫌がらせをうけます」「多方面で誹謗中傷を受けました。そこまでブログを書くことはないな、やめようと思ったことは何度もありました」という意見も、良く分かる。
多くの人にとっては、日本に言論の自由や、芸術批評が無くなっても、
そのことが社会にとって、致命的な欠陥にならないと思って
いるのだろう。
しかし、今の、日本を代表する現代美術家や、写真家に対して、
まともな批評性を持つ論文が無いという事は、退廃であり、
衰弱なのであります。
日本の美術界は、《真性の芸術》を失って死に体になっているのです。

「ブログが出版や報道を補うような新しいビジネスの分野になるかな
という期待」は、私には、ちょっと無理かもしれません。
だれかサポートしてくれる人が、二人でも出て来てくれれば、
あり得ますが・・・。

この記事で出てくる池田信夫さんは、月間にアクセスが100万件という
のだから、これは凄い。眠れなくなるのも無理は無い。

「日本と米国ではカルチャーが違います。米国ではブログに対して『言論』としての意識が高い。日本ではカットペーストしてページランクを上げようとする変てこなブログばっかりですが、米国では、例えばSNSの『Facebook』の様に実名で写真まで載せています。匿名でスパムブログをやってもストレスにならないでしょうが、米国では緊張感が高いんです」

彦坂尚嘉の場合には、アメリカ並みに言論という意識が高いです。そして本名で、写真も載せている。匿名では、駄目なのです。なぜなら命がかからないからです。言論や芸術で殺される危険性を犯さなければ、それは面白く無いのです。たかが芸術、たかが言論、そこに命をかけ、殺されるだけの真実を書けて行かなければ、芸術も言論も真実に到達できないのです。

米国で著名ブロガー死亡相次ぐ 

   日本でも「ドクターストップ」発生

2008/4/10  
【出典】 CASTニュース http://www.j-cast.com/2008/04/10018844.html

   米国で著名ブロガーの死亡が相次ぎ、「デジタル時代の労働搾取」と話題になっている。ブログがメディアに匹敵する存在に成長、24時間労働を強いられているケースも多い。日本国内でも「ドクターストップ」が出た著名ブロガーもいる。今やブログ運営はハードワークなのだ。

スクープするために「劣悪な24時間競争」強いられる

ブロガーが置かれた労働環境を報じるNYタイムズ
ブロガーが置かれた労働環境を報じるNYタイムズ

   著名ブロガーの相次ぐ死亡を挙げて、「デジタル時代の労働搾取」と報じたのは2008年4月6日のニューヨークタイムズ。記事によれば、Russell Shaw、Marc Orchantといった著名ブロガーが心臓発作や血栓症などで相次いで死亡。公式な診断書では「ブログ」が死因とはされないものの、周囲でブロガーの劣悪な労働環境の危険性がささやかれているというのである。

   同紙によれば、なかでも競争が激しいのはテクノロジーやニュースについてのブログで、企業のスキャンダルや新製品ニュースをスクープするために「劣悪な24時間競争」の只中にあるという。仕事で体重が増減したり、不規則な睡眠を強いられたり、過労で病気になったりといったブロガーの声や、テクノロジーのブログとして有名な「TechCrunch」の運営者が「神経が参ってしまって病院にいく事になりそうだ」「耐えられない」と漏らす姿も報じられている。

   米Digital Media Strategiesの織田浩一代表はJ-CASTニュースに対し、

「多くの日本のブロガーはブログで食べているというわけではないですが、米国では主たる収入源にしているブロガーが多いんです。『24時間戦えますか』の世界で、既存メディアや他のブログに対抗するためにスピード感が求められています」

   と米国のブログの現状を説明する。米国ではすでにブログが通信社に匹敵する存在にまで成長している。そこで、収入を稼ぐためにブログ同士や既存メディアとの激しい競争が繰り広げられているというわけだ。

   その一方で、織田代表は、ブロガーたちは仕事を楽しんでいる上、自分の業績・工夫・がんばりで収入をさらに得られることが分かっているのでがんばりも人一倍、辞めようと思えば辞められるという側面もあると指摘する。

   国内では、米国並みの激しい競争が繰り広げられているわけではないが、「アジャイルメディア・ネットワーク(AMN)」がメディアとしての価値の高いブログを集めたブログネットワークを作るなど、日本でもブログの価値をメディア並みに高めようとする動きがあるという。

「寝られない日が続き、医者にブログをやめろと言われて」

   そうした中で、J-CASTニュースでは、日本の著名ブロガーに「ブログ運営が健康に悪影響を及ぼしてないか」聞いてみたところ、「健康に害を及ぼしていると感じたことはありません」(ネタフル)「特に悪影響はありません」(百式)との答えが返ってきた。その一方、「極東ブログ」を運営するfinalventさんは「直接的には健康面での悪影響はない」としながらも、ブログを運営する上での重圧を次のように説明する。

「異なる意見は受け入れたいのですが、かなりひどい嫌がらせをうけます」「多方面で誹謗中傷を受けました。そこまでブログを書くことはないな、やめようと思ったことは何度もありました」

   その一方で、「ブログが出版や報道を補うような新しいビジネスの分野になるかなという期待」などから、ブログに社会的意義を感じてブログ運営をしているという。

   「ドクターストップ」がかかった著名ブロガーが国内にもいた。自身のブログのページビューが年間950万ほどにまで成長した経済学者の池田信夫さんは、

「プレッシャーはありますよ。月間100万アクセスを超えた辺りから、寝られない日が続き、医者にブログをやめろと言われて…。もう、どうしようもないコメントやスパムとかノイズが凄く飛んでくるんですよ。私はこういったものについて気にしない方なんですが、さすがにストレスになってきています」

   と明かす。池田さんは、ストレスを抱えながらも、雑誌に掲載されるよりも社会的に影響力のある情報をいち早く掲載できるメリットがあるとして、ブログの運営は続けていく意向だ。ただ、米国のブロガーがストレスを抱える現象について、次のようにも指摘する。

「日本と米国ではカルチャーが違います。米国ではブログに対して『言論』としての意識が高い。日本ではカットペーストしてページランクを上げようとする変てこなブログばっかりですが、米国では、例えばSNSの『Facebook』の様に実名で写真まで載せています。匿名でスパムブログをやってもストレスにならないでしょうが、米国では緊張感が高いんです」

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パンツフェチ編

uL3v}L3n, www.ex-navi.biz, パンツフェチ編, http://www.ex-navi.biz/?page_id=447
by パンツフェチ編 (2011-07-10 10:19) 

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