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加筆2/北野誠とレニー・ブルース [顔]

北野誠について、週刊新潮が報道したので、
それに関連して、北野誠の記事に加筆しました。
興味の持ている方は、04/15 01:46のブログ、読んで下さい。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

北野誠の毒舌の内容が、ようやく分かって来ています。
それを読むと、
北野誠は、日本のレニー・ブルースであったのか?
という印象を持ちました。

レニーブルースは、アメリカの1950年代から60年代半ばに、
人間社会の偽善と欺瞞を痛烈な社会風刺で「口撃」したカルト芸人で、
絶大な人気をほこったスタンダップ・コメディアンでした。

ルーズベルト夫人、アイク、ニクソン、ローマ法王を
痛烈な“4の字言葉"で彼の政治的・社会的風刺芸は人間社会の偽善性を
暴くものとして、やんやの喝采で受け入れられたのでした。
そして1966年に、死に至ります。

ダスティン・ホフマン主演で、レニー・ブルース(原題=LENNYいう映画が
1974年に作られています。

Lenny_Bruce.jpg
Lenny Bruce.jpg
《想像界》の眼で《第8次元》のデザイン的エンターテイメント
《象徴界》の眼で《第8次元》の《真性の人格》
《現実界》の眼で《第8次元》のデザイン的エンターテイメント

《象徴界》の人格
液体人間
《シリアス・アート人間》《ハイアート的人間》

シニフィアン(記号表現)的人間。
『真実の人』

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

北野誠が、《現実界》だけの人格で暴走したのに対して、
レニーブ・ルースは、《象徴界》でけの人格で、暴走したのです。

ですから、同じではありませんが、
しかし、毒舌で売ったコメディアンとして、伝説の存在になった
ということで、良く似ていると言えます。



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コメント 4

らん

北野氏自身、レニー・ブルースに憧れていたという話はあるみたいですね。他にはジョージ・カーリンもこのジャンルでは有名だと思います。

彦坂様がここまで深く掘り下げて下さったのに尊敬の念を抱いております。
http://birthofblues.livedoor.biz/archives/50796989.html

私は裏側を暴露する等「本当の事」を言う人は誰でも汚名を着せられ潰されるのだと思っています。芸能のみならず、政治及び経済でもそうです。茶番で成り立っている商業メディアなど見る気がおきません。危険が及ばない相手を選んで叩いて正義感面しているマスコミに何の意味があるのでしょうか。

by らん (2009-04-21 14:09) 

moo

「幸せってなだっつけ?」
北野誠は‘囚われの身’なのですね。(T-T)


by moo (2009-04-22 23:42) 

ヒコ

らん様
コメントありがとうございます。
ジョージ・カーリンは知りませんでした。教えて下さって、感謝です。
現在のマスコミというシステムが、機能しなくなっているのは、確かですね。ブログや、YouTube、そしインタネット・ラジオ等々の新しいメディアの威力に、眼を見張る時代になっているのです。

moo様
コメントありがとうございます。
北野誠は、不幸だと思いますが、多かれ少なかれ人間と言うのは、こうしたものであると思います。
by ヒコ (2009-04-25 21:34) 

らん

彦坂様
お返事ありがとうございます。
ジョージ・カーリンのyoutubeでの日本語訳付動画は、ことごとく削除されてしまっているようです。こちらに残っておりましたので、是非一度お聞き下さい。ついでに彼の批評もリクエストしておきます。

http://video.fc2.com/content.php?kobj_up_id=20080524QmYmfKP3
コメディアン、ジョージ・カーリンの珠玉の論評
by らん (2009-04-28 10:45) 

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