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展覧会がたびたびで、恐縮ですが、出版記念パーティと記念美術展をします。
並べるのは、初期のフロアーイベントとの組み写真2種類です。
両方のプロデュースをしてくれているのが、坂上しのぶさんです。
並べるフロアーイベントの一つは、ギャラリ−16での個展で並べたもので、
これは豊田市美術館が購入してくれたものです。これを企画から立ち上げ、押し進め、
美術館への納品までを実行してくれたのが、坂上しのぶさんです。
今回は、もう一組、最初の1970年の自宅での記録写真をまとめたものを並べます。
タマダプロジェクトコーポレーションの
玉田俊雄さんと、長嶺一徹さんが興味をもってくださって、
そこに坂上しのぶさんが入ってくれて実現した企画です。
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フロアーイベントは、私のウッドペインティングの好きな人からは
嫌われている系譜の仕事ですが、
2000年の第1回から2006年の第3回までの越後妻有トリエンナーレでも
3回にわたって展開しているのはフロアーイベントで、
現在も継続している作品なのです。
その初期作品を2組展示するとともに、富井玲子さん執筆執筆の
『グローバル化の中で戦後日本美術を考える
/彦坂尚嘉《フロア・イベント》をケーススタディとして』という
学術論文を抜き刷り形式で、少部数ですが増刷して頒布販売致します。
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◇出版記念パーティのご案内◇
拝啓
夏が近づいてきました。皆様におかれましれは、お変わりなくお過ごしのこととお喜び申し上げます。
さて、この度、1970年代初頭に美術家として出発し、美術作品の発表のみならずパフォーマンスや文筆活動を精力的に展開し続ける彦坂尚嘉さんが、先日、三和書籍より『彦坂尚嘉のエクリチュール』を発刊しました。この本は、具体を最初にとりあげた「閉じられた円環の彼方は-具体の軌跡から何を-」から、直近のプロジェクト「皇居美術館構想」まで、幅広い執筆が収録された二段組600ページの必読の大著です。
つきましては、下記の通り、彦坂さんを囲み、出版を祝いなごやかなひとときを楽しむ機会をもつことにいたしました。
ご多用とは存じますが、ぜひご出席いただきたく御案内申し上げます。
敬具
発起人一同
青木正弘(元豊田美術館副館長)
五十嵐太郎(建築評論家、建築史家、東北大学准教授)
北川フラム(新潟市美術館館長、女子美術大学教授)
清水誠一(美術家)
杉山旭(ギャラリー手代表)
玉田俊雄(タマダプロジェクトコーポレーション代表)
中原佑介(兵庫県立美術館館長)
原武史(日本政治思想史、明治学院大学教授)
福田肇(日本ラカン協会会員、
フランスレンヌ第一大学哲学科博士課程在籍)
【あいうえお順】
- 記 -
『彦坂尚嘉のエクリチュール』出版記念パーティ
日時:2008年8月1日(金) 18時から20時
会費:10,000円(本をすでに御購入の方は本代をお返しします)
会場:タマダ・プロジェクト・コーポレーション
協力:タマダ・プロジェクト・コーポレーション
誠に勝手ではございますが、準備の都合上、御出欠を7月20日までに、事務局までメールまたはファックスでお返事いただきますようお願い申し上げます。
FAX :03-3787-2307 shinobu@flamenco.plala.or.jp